2007年02月18日(日) |
今を生きずにいつを生きるというの |
スパサカ。 ■ザルツのスタジアムの無駄なリッチさはヤバいと思いました VIPルーム専用シェフってなんだ 人口14万の街のどっからそんなのわいてきてんだ ■ツネ様がちょっとだけドイツ語しゃべってた…リスペクト。頭がよくてかっこいい!とかそーいうのではなく、「当然必要なことは当然やっておく」っていう毅然とした姿勢が素敵だ。自分はさいきんそれができないので見習いたいものですわ…よし、頑張ろう、ツネ様を見習ってあたいも頑張ろう…。 広告塔扱いされちゃうかと思ってたけど、活躍してほしいなぁ…。 ■アレックスは試合でなかったからインタビューもろくになかったですね、先週はアレックスインタビューとか予告してたのに…。ちなみにザルツの公式グッズでアレックスが「カレモス」になってた!と文句言っててそのあとアレックス自身が「これはカタカナっぽく見えて実はアルファベットでALEXって書いてあるんですよ」とつけくわえてたフォント、こういうのわりと流行っておりますよ!かわいいから私は好きです! ■巻はママ似だなぁ。あと弟のほうがいけめんだなぁ。巻のほうがグッときますけどね。
スティービーワンダ〜行きました!かなりワンダーでした! 母が昔からファンだったのに観に行ったことがないというので、チケットプレゼントして一緒に観に行きました。なにこれ、やべえな、レベル高い親孝行だよ、何やってんだ私、どうしよう、恥ずかしい。
場所はさいたまスーパーアリーナ、開演は15時とかいって妙に健全。席はそんなによくなかったんですけど、まあスティービーはそんなに近くで見ることに意義があるタイプでもないから別にいいかな、と。スティービーも客席見えないから別にいいかな、と。
遅れること20分、まずバンドメンバーが出てきて演奏をはじめてから、スティービーはお付きのコーラスの兄ちゃんに手を引かれながら登場。巨体でロングドレッド、貫禄がすごい。キャーって感じの外見的な萌えはないんですけど、歌ってるときの首の振り方は妙に動物的でステキだったなぁ…。草食動物がリズムに乗って首ふってるみたいな感じなの。最初はPAがちょっと悪くて声が聞き取りにくかったけど、すぐになにか文句言ったらしくすぐ解決してました☆さすがだなー
どの曲も素晴らしかったんですけど、特に、今まで私はそれほど好きではなかった「You Are The Sunshine Of My Life」、すっごかったです…。すっごいあったかい気持ちになりました…なにこれ…前頭葉がピンク色…。 なんというかどの曲にも、スティービーが生まれてすぐのときからずっと目が見えないってことが不思議なくらい、歌声に明るさと彩りがあるのですよ。明るさと彩りの感覚って視覚から取り入れなくとも人間の中に自然と生じるものなんだろうか?それともスティービーが表現した「もの」を私の意識が勝手に色とか光に換算しちゃっただけなのかな。 だいたい目の見えないひとって世界をどんな風に感じ取ってるんだろ、「You Are The Sunshine Of My Life」では「You are the apple of my eye〜」というよくわからない歌詞を歌ってるけど、ひょっとしたらたかが「apple」でも、スティービーと私とではその感じ方が全然違うのではないかしらん、スティービーの中ではappleが想像もつかないようなすごい果実になってるんじゃないだろうか、などといろいろと考えていると迷宮入りです。 そもそも「Sunshine」からしてどういう風に捉えているのか。目が見えないとなるとサンシャインを感じるのは光よりあたたかさなのかな…だからあんなにあったかい歌に感じたのかなー…。 リルケの詩に「盲目の女」というのがあって、たしか「命を花のようにつみ取る死でさえも もはやわたしの目をつみとることはできない」、こんな一説だったと思うんですけど、それをじわりと思い出しました。スティービーにはもう二度とけしてつみとられない目があるのではないかと…!
あと「IF YOU REALLY LOVE ME」もよかった…声もピアノも自由自在で好きなように上がったり下がったり駆けたり歩いたり、どきどきしました。。自由人だなぁ…!
それからラストは「AS」。一時期ジョージマイケルがフロア中に増殖するPVが衝撃的だったこの曲、もともとスティービーの曲だったとは、知らなかったです…。タイトルが潔くってサビのつくりがすっごくおしゃれなので、なんてかっこいいんだ!とうっかりジョージマイケルを尊敬していましたよ…
ちょっと残念なことにアンコールはなし、でした。確かにあんな段差の多いところを何度も出たり入ったりしたら大変だもんね…でも2時間たっぷりぎっしりつまったソウルを感じることができてたいへん満足でございます…
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