2004年12月20日(月) |
たまにはこんなカンジで |
サッカー界のときめきパイオニアのみなさん、きょうもザクザクいい選手探してますか、わたしは最近スゴいの見つけちゃいましたよ、まぁなんていうか、浦和レッズの選手なんですけどね、みなさんしってるかもしれませんけど、ほら、天皇杯準々決勝、FC東京との試合で、2点目決めた選手いるじゃないですか、彼です、見ましたか、あのゴール、もちろん永井のクロスがすばらしかったけど、彼もすてきでしたよね、ほら、彼ってこないだのチャンピオンシップでもいいときにゴール決めてたし、ドイツ戦でも代表として出て健闘してたし、なんだか一途で必死で成果も出てて、すごく最近いいカンジじゃないですか、しかもその彼、天皇杯のヒーローインタビューでなんて言ったと思います、あ、大きく息吸っといてくださいね、何か飲んでる人は吹かないように注意してくださいパソコンが駄目になりますよ、そうそうそんなカンジで、それはともかく、ちょっとカメラから目をそらして彼がいった言葉が「決勝マデ連レテイクンデ、オネガイシマース!」ですよ、ああなんだかこんな文章じゃあちっともよさがわからないんですけど、これがまた、つたなくってカワイイ日本語なんです、そのくせ早口なんです、もうかわいさ狙ってんのかおまえはとんでもない腕利きスナイパーだぜ、と、小突き回してやりたくなるような発音ですよ、しかも言うとき、ちょっと唇とんがってるんです、いやーもう参りましたね、あんなのが野放しになってるなんて、日本もつくづく物騒な国ですね、物騒すぎて夜の独り歩きは背後から刺されるんじゃないかと思いますね、それに「お願いします」なんていわれたらこっちもついつい腕まくりして寿司でも握ってやりたくなりますよね、ほら、なんかトロとかそういうの、愛とかそういうのこめちゃいたいですよね、ああでも彼はウナギとか好きらしいからウナギをさばいて焼くっていうのもなかなかいいですよね、ワイルドな愛の表現方法ってカンジで、そうそう、彼って日本人にしてはちょっと彫りが深くて色も黒いかな、サーファーかな、なんて思ってたんですけど、やっぱり日本人みたいですね、ウナギが好きだし、それに残念なことに既婚みたいですがまぁいいですよね、既婚でもあんだけフェアリーなんですから、かまいませんよね、というわけで、まだ彼の活躍をチェックしてない人は、ぜひ25日の天皇杯準決勝でレッズの左サイドに釘付けになってみてください☆
というわけで三都主アレサンドロ選手のファンが増えないかなぁと期待しております。つ、つかれた。
「バーサス」読みました。闘莉王特集というより闘莉王の家族特集。移民の力強い生活と祖国への憧憬に普通に感動しました。あと「マルクス・トゥーリオ」が名前で「リュージ」はお父さんの名前であることが判明してすっきり。 しっかしバーサス、あの表紙、本当にわかりにくいなぁ!創刊号は山積みだったけど最近あんまりコンビニとかにもおいてないし、この調子だとそう長く続かないという不吉な予感もしますよ。中身はそれなりに読み応えありそうだけど、高いしね。とにかく表紙があれなのは痛いと思う。毎号同じデザインだからいつ新しい号が出たのかも遠目じゃよくわからないし、なんの特集かもほとんど書いてないし。そのデザインにしてもかっこいいというか、むしろ「打ちっぱなしのコンクリート壁で家具が真っ白な家がおしゃれ」とかそういう貧弱なセンスを感じるんだよな…。そう思うとNumberの表紙って、同じくかっこつけてはいるけど、シンプルに直球の感動を伝えようとしてるんだなぁと思う。まぁ頑張ってくださいバーサス。
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