2004年07月23日(金) |
蝋燭の火でやけどしただけ、それだけよ。 |
「わたしは悪い気まぐれな女で、オペラの小舟なんぞにぼうっとなったお嬢さんなんです……でも、わたしだって、あなたがすさまじく愛してくださると考えていましたのよ。このばかな娘を軽蔑しないで、それから、今流した涙の意味をお笑いにならないで。わたしは《自分を憐れんで》泣くのが大好きなんです。でも、もうたくさん。わたしはなんの役にも立たない女。あなたもなんの役にも立たない方。おたがい恥をかきあったんですもの、そう思ってあきらめましょうよ。すくなくとも自尊心は傷つかないですむわ」
いやー、ふられました。はは。まぁいいんですけど。いや、よくない。うん。全然よくないな。よいことなんてなにもないな。 わたしはシミュレーションするのが好きな人間だから頭の中で終わり方をいくつも考えましたけど、そのなかのどれよりひどい終わり方だった。現実って空想を軽く飛び越えますね。むしろ現実の方がひどすぎて現実味がないというか。なにより悲惨なのは、あまりにひどかったから、喪失感より屈辱感の方が強いってことです。もうこれからどうしたらいいの、とか女の子っぽくいじいじ悩んだり泣いたりもするけど、それよりなんだか、なんてことをしてくれたんだこれじゃそっちがわるいのにわたしが一方的に恥かいたみたいじゃないか!と思うわけで。ほら、人間ってエゴの生き物だからさ…。 あー。トラウマになりそう。はは。とりあえず何もしてないといろいろ考えこんでしまって怖いので常に何かするようにしたい。とりあえず今日は(呪)(呪)(呪)と思いながらカレーを作って家族に食べさせる。食べたら具合悪くなりそう!なればいいよ!舌が紫色になればいいよ! あーもう旅にでも出るかな。それで今度はトゥ〜リオさんみたいにまっすぐな人を探したい…。
というわけでしばらく落ち込みます。 そんなに落ち込まないかもしれないけど。 すてきな失恋ソング募集中…
ちなみにいちばんうえのはドスト氏「悪霊」です。 なんか前にも使いましたけど。
|