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2004年07月09日(金) 従順にして勤勉、かつ野心的な駆け引き


暑い。暑くて死ぬよ。なにこの日差し。これはあれですね、きっと日本がスペイン化してきてるんですね。きっと来年あたりイスラム文化が流れ込んできてアルハンブラ宮殿が名古屋辺りに建てられたりして、それからレコンキスタが北から徐々に始まるわけですよ。あ〜楽しみだ。(前向き)


日本vsスロバキア雑感。
・暑さで脳みそ溶けながら見ました。国歌が石井竜也!忘れないであのときめきひとりじゃないもう一度空へ…!(何) 最近国歌のひとがツボで嬉しい。いつか桑っちょが出ないかな…。サッカーはそんなに好きじゃないだろうか…
・てか、今まで代表はスロバキアと試合しまくってる気がするんだけど…ひそかにフェイバリットカントリーなんですかね。 気のせいか?
・アレックスが、や、痩せてるよ…?!なんか腕とか心なしか細くないか…?ユニフォームがいつもよりぶかぶかしてる気もするし…(見すぎ) 顔も、目とかおっきくなってない…?なんで…?
・鈴木はいかがなものかと思ってみていましたがすぐ点取り返せたのはかなりかっこよかったです。5秒ぐらいだったよな〜。
・あ〜。坪井が…。


最近見た映画まとめて。

「欲望という名の列車」
ひ〜。壮絶…。いやもうほんとに…。
まーろんぶらんど追悼企画だったけど、むしろビビアン・リーの鬼気迫る演技に背筋が凍りました。う〜ん、ビビアン・リーはまり役だなぁ…美しくもあり老いつつもあり悲しくもあり、で。
そしておそろしいくらいの緊迫感のラストに、極めつけの花売りのシルエットのシーンが、もう!こわー!なにあれ!普通の幽霊ものより怖かった!!
でもやはり舞台っぽい映画だったんで、結局、原作のテネシーウイリアムズが一番すごいのかもしれん…

「めぐりあう時間たち」
ニコールすごっ。小説版、読んでみたいなぁ。というかダロウェイ夫人という小説はほんとにあるんですね。捏造かと思ってた。しかも書き出しはちゃんと花を買ってくるとこで同じだし…。
母と見てたんですけど、見終わった後の母の感想第一声が「あんな母親だから息子も女を信じられなくなってホモになっちゃったのね〜!」でした…。いや、そりゃたしかにそうなんだけどさ、なんか、もっとさ…人間の悲哀とか作家の苦悩とか運命の皮肉とかさ…もっとこう…クローズアップすべきこと、あるじゃん…?

「スパイダーマン」
スパイディ〜のスーツの柄がキモイから嫌だ…と思ってたけど、見たら楽しくって全然気にならなかった…ていうかピーターがモサくてキモくてかわいい…!そしてだんだん私もスパイディにもフォーリンラヴですよ…あ〜私も蜘蛛の糸で摩天楼ブランコしたい。
それにヒロインもかわいくて(赤毛!)、ふたりの関係がなかなかうまくいかないのもよかった…幼なじみ萌え…。なんていうか、アクションが楽しめる映画だけどキャラや心理面もしっかりわかりやすく共感しやすくなっててよかったです。続編すごく楽しみ。
ただ敵のゴブリンが、日本人としては日曜朝の戦隊モノのザコキャラにしか見えなかったぜぃ…スパイディ〜と同じサイズで動きの素早い悪役っていうとああなっちゃうのかもしれないけど、なんか、もっとクールにさ…。この役のひと、鏡に向かっての二重人格っぷりの演技はすごいのになぁ。
あとハリー役のひと、ジェームス・ディーンに似てる! もっとかっこいい役のとき見てみたい。


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