今から5〜6年くらい前に、妹に梅干を漬けてみようと誘われた。 またとんでもないことを思いついたもんだな、 と思ったが面白そうなので乗った。
何に入れて漬けよう、やっぱ王道は海苔の瓶だろう、 海苔のでっかい瓶うちにあったか?
一年のうちで一番良く晴れた日に干すらしいよ? それっていつよ、よしその日を待とう。 時は来た!それ、今日は絶好の梅干日和だぜー。
とか、本を見ながらなんとかそれらしく漬けてみた。
それから1年後。 ねえねえ、去年漬けた梅干、そろそろ食べれるんじゃない? という話しになった。 海苔瓶いっぱいにあった体積も随分小さくなってる。
食べてみよう。
いい塩梅に漬かってるといいよねー。
…しょっぱ!!!
あの梅干は、現在一人暮らしの妹が流しの下にしまっている。 2年に一度くらい、妹に梅干どうなった?と聞いてみる。 あれ以来、一度も瓶を開けていないらしい。 今度妹の家に行ったら、食べてみようと思う。
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