すず子さんのボヤキ。
モクジカコミライ


2002年02月02日(土) 次の、転機。

「仲間」と出会ってからしばらくして。
すず子さんに、次の転機が訪れる。
突然の、異動命令。

週末の集まりが、心のリフレッシュになってはいても、
仕事のストレスとそこから来る
体調と心の不調は増していく一方だった。
「こんな思いをして自分の体をボロボロにするなら、
もう辞めてやる…!」
そんなことを真剣に考えていた時だった。
例え仕事を辞めたとしても、
次の仕事を見つけるのはたやすいことじゃ、ない。
例え仕事が見つかったとしても、
新しい仕事と、新しい人間関係を築いていくのは
もの凄いパワーが、いる。
ここで辞めてしまって、
次でも同じ事の繰り返しになってしまったら、
私のココロはその現実に耐えられるんだろうか…。

そんな葛藤が、
すず子さんの心に渦巻いていた時の出来事だった。

あまりにも唐突な異動命令。
でも、すず子さんは異動の話に驚きはしたものの、
ショックを受けるよりむしろ希望を見出していた。
異動先のメンバーは全員、
すず子さんの知っている人たちだ。

これで、今の地獄から解放される…!
これなら、新しい職場を探す手間も省ける。
ゼロから人間関係を築いていく必要もない。

すず子さんの苦労を、
影ながら心配してくれていた人たちとの
別れはつらかったけど、
すず子さんは異動命令を、受け入れた。

…すず子さん、とっても大事なことを忘れていた。
現状から解放される!
という一心で、この話を受け入れたものの、
その後待ちうけている仕事の内容について、
全く、考えてなかった。

…「その後」のハナシは、また今度。


どるふぃん |MAIL

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