TOHGA嬢の生活



窓を開ければ、不審者の影

2003年10月17日(金)

 金曜日。

 珍しく早起きをしました。

 そしてカーテンから漏れる光の様子から、天気も良さそうです。

 よし、折角だからお布団を干そう!

 そう思って勢いよくカーテンを動かし、窓を開けました。

 何処から見ても浮浪者にしか見えない人と、目が合いました。

 数秒固まった後、何も言わずに窓を閉めて鍵をかけ、カーテンを引きました。


 何? 何? 何が起こったの?

 何であそこに人がいるの!?



 えー、と。

 私は、アパートの一階に住んでいます。

 で、そのアパートは大家さんの敷地内にあり、私道を入って行かないとアパートには行けないわけです。

 まぁ、私道とはいえ大家さんちとアパートの間には大家さんの管理している駐車場があるので人の出入りには甘いのですが。

 にしても、あの人いつからいたの?

 気持ち悪いなァ。

 カーテンの隙間から、そっと外の様子を窺ってみます。

 窓の外は胸の高さの柵で囲って作られた小さなベランダあり、そのすぐ向こうで浮浪者(推定)が屈んで何やらビニール袋の中をゴソゴソやっています。

 窓とベランダで隔てられていると言っても、私と浮浪者の距離はわずか1メートルあるかないか。

 勘弁して下さい

 お布団干したいのにー、お洗濯したいのにー

 30分間ほど、浮浪者が何処かへ行かないかと様子をみていたのですが。

 一向に動く気配がありません

 諦めました。

 無視してお布団干します(触ったり盗んだりしないでよね、浮浪者さん)

 洗濯物も干します。

 最近天気が悪かったり時間が無かったりでたまってたし、背に腹は変えられません。

 で、授業の時間になったので家を空けなければならないんですけど・・・。

 空き巣に入られたりとかしないよね? 大丈夫だよね?

 後ろ髪を引かれつつ、学校へ。

 あの浮浪者が気になって、授業なんてちっとも頭に入りません。

 授業が終わり次第、急いでアパートへ帰りました。

 まだいます

 取り敢えず、何も盗られてはいないみたいですが。

 気持ち悪い。

 ひっじょーに気持ち悪い!

 意を決して、大家さんに相談する事にしました。

 こういう時、大家さんが近所だと助かりますね。

「あらぁ、駐車場に浮浪者が? 気持ち悪いわねぇ。どうしましょう?」

 警察呼んで下さい。

 あの手は退けって言っただけじゃ退くタイプじゃないです。

 なんかの拍子に攻撃されたり逆恨みされたりするのもごめんです。

 警察呼んで下さい。


 15分後、お巡りさんが二人、自転車でやってきました。

 浮浪者に話しかけます。

 遠くから観察。

 なんか、駐車場に落ち葉があるから掃除してるんだとか(余計なお世話だ)

 連れの爺さんと一緒に来たのにどっかに行ってしまったとか言って「爺さん! 爺さん!」とか呼び始めたりとか(ピチガイさんみたいだ。あ、この人、実は女性だったらしい)

 もう少しマシな言い訳は言えないのか・・・?

 数分後、浮浪者はお巡りさんと一緒に駐車場を出て行きました。

 もう二度と、来ーるーなーよーーーーーー!!

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!