TOHGA嬢の生活



アナタの為に (ヴァレンタイン前日に於ける、娘達の顛末)

2002年02月13日(水)

 今日は妹とその友人の二人がアタシのアパートにやって来て、チョコレートのお菓子を作っていった。そんな季節なんだなぁと、思いつつ。傍で彼女らの様子を見守っていたら、物凄い不安に襲われた。

 こいつらは本当に、家政科の学生なのか?

 彼女達はガトー・オ・ショコラを作っていたのだが、レシピを見落としていたらしく第三工程で入れるハズの練ったバターを入れ忘れていた。それに気付いたのは既に第六工程を過ぎた後…。ちなみにバターは常温にすら戻っていない、しかもコレは後で気付いたのだが、有塩バターだったらしい(お菓子作りには無塩バターが普通)更に、このバターを慌ててケーキの種に放り込もうとした我が妹君は、あろう事かバターを電子レンジで加熱し、どろどろの液体になるまで溶かしてしまった。

 アンタ、何やってんの!?

 アタシと妹の友人が絶叫する。対する妹はいたってお気楽に、少々の苦笑いこぼしながらも「まぁ、なんとかなるっしょ」といってのけた。

 なんとかなるとは到底思えない。

 だいたい身内ながら、妹の料理の独走性には本当に驚かされる。以前、焼肉にとろみをつけようとして片栗粉を入れるつもりで、間違えて粉砂糖をふりかけてしまった彼女、そしてそれを「水洗い」して砂糖を落とし、醤油で味付けし直して何も知らないアタシに全部食べさせたりとか…。奴の旦那になる人は苦労するに違いない。。。

 しかしそれよりなにより、当面はアノ物体を食べるハメになる何某氏の方が心配だ。

 その後の事は残念ながら、アタシがバイトに行ってしまった為に定かではないのだが、帰ってきた時には一応「それらしい物体」が完成していた。よくもまぁ、アノ状態からココまでもってきたモノだ、感心する。しかも試食用を恐る恐る食べさせてもらったら、不思議な事に大丈夫だった。別に不味くも無く、人並みに美味しい。

 しかし、あの大騒ぎの中から完成する様をみていたら、あまり食欲は生まれない。

 世の中の男性諸君、手作りの品にはご注意申し上げます。

 どんな風にそれが作られたかなんて、判ったもんじゃないんだから。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!