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2001年12月28日(金)
「貴方が眠るときは、パジャマですか? それともネグリジェですか?」
その問いに、かつてのセックスシンボル女優、マリリン・モンローはこう答えた。
「ええ、シャネルの五番を・・・」
ちなみに、シャネルの五番って云うのは香水の事。
なんとも個性的で、かつ小洒落た返答だ。
さて、アタシの最近の場合はと云うと。
「パジャマの上に、外出用のコートを着て布団に入ってます。暖かいですよ〜」
・・・・・・。
寒い夜が悪いのか、それに耐えられないアタシが悪いのか・・・
とりあえず、アタシはマリリン・モンローの様になれない事だけは確かである。
話は少しずれて、ブランドの事。
アタシはアンチブランド派である。
こう云ってしまえば聞こえは良いが、ブランドに対してコンプレックスを持っている事を(多くのブランド愛好者と同様に)否む事が出来ない今日この頃。
アタシの意識では、 「ブランドとはその高い品質と、それによる多くの信頼が在ってこその『称号』である」 と、考えている。
しかし、昨今のブランド所持者達は、はたしてアタシと同じ意識を持って「ブランド」を認識しているのだろうか?
穿ったアタシの視点からみれば、その答えは否である。
皆が持っているから 自分が持っていれば、皆が注目してくれるから。
見栄・虚飾・孤立への回避。。。
下らない、と。アタシは思う。
しかし、だからと云って「アタシはブランド品を持たない」とは云う気はない。 こんな事を云ってはいても、年頃の娘らしくアナスイやらレスポ、オールスターを持っていたりするのだ。
ただ、アタシと同じ様な年頃でどうみても親のスネで生活しているような娘達が、エルメスやグッチ、シャネル等の高級ブランドをこれ見よがしに持っていると、嫌悪感と劣等感が混ざりあった、複雑な気分を覚えてしまう。
こんな時は、愛憎表裏と云う言葉を身近に感じる。
程度と反応の差はあれ、アタシもブランドに惑わされている、立派な日本人の一人なんだろうなぁ。。。
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