スコヤカな時間
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2003年07月07日(月) こちらの七夕

たけーにたんざく たなばたまつり おおいにいわおう ろうそくいっぽんちょうだいな♪

七夕の夕方には、子供達が玄関のドアを開けるなり歌を歌いながらやってきます。
そして、その歌が歌い終わると、その家の人はお菓子を子供達に渡します。

まるで、ハロウィンですね。

こんな風習が私の住む街にはあります。
子供の頃から、こうやって歌を歌ってはお菓子をもらっていたので
日本全国、みーんなこうしてるものだと信じきっていたら、
どうやら、これはこの街独自の風習らしい。
あ、日本のどこかで、同じようにお菓子をあげたりしてるかもしれないけど
うーん、でも他の街でやってるってきいたことないんだよなぁ。

私が小学生の頃は、ろうそくと飴やらお菓子をくれる家が多かったんだけど
今ではお菓子がメインというか、お菓子だけをくれる家がほとんどだそう。
時代は変わったなぁ・・・。
ちなみに、20年位前に私がもらってきたロウソクは、
いまだにとっておいてあって、お盆とかのお墓参りの時とかに大活躍してるらしい。

ということで、七夕が迫ってくると、スーパーでは七夕用にと
小さな袋に入ったお菓子などがたくさん店頭に並んでいて
それを見ると、あー、もうそろそろ七夕かぁと思うのです。

で、私もいちおうお菓子を用意して待ってたりするんだけど、
家の前を子供達が歩いている気配があるのに、誰一人として、我が家にはやってこない!

無視ですか?

なんだー?と思っていたら、近年では、家の前に竹飾りを置いてないところには
訪問してはいけないという決まりができたらしい。
子供達がくるのを喜ぶ人もいれば、迷惑な人もいるってことで。

しかも、まわればまわるだけお菓子がもらえるんだから子供達も気合は相当な様子。
リュックを背負って走り回ってる子もたくさんいるからねー。
私が子供の頃は、小さなバッグやスーパーの買い物袋だったけど。
とはいえ、小学生低学年くらいの子供達が浴衣を着て、下駄をカラコロ鳴らしながら
歩いている様子を見るのは、なんとも微笑ましく、そして懐かしく感じるものです。

来年は、うちも竹飾りを置いてみようかなぁ。
置くとしたら、短冊にはなんて書こう・・・。
「早く結婚できますように」?
近所の人に見られるかも・・・と思うと、こんなこと恥ずかしくて書けないな。

ていうか、七夕にこんなことをお願いする方が間違ってるかも。


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