同じ空の下で。
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2004年08月17日(火) 日本の「枠」

こんにちは。Tです。
ほんと、珍しく連続更新。
暇とか言うな。

えっと、今日はひねくれた事を書くので、
ひねくれた事が嫌いなお方はスルーでどうぞ。


オリンピックで盛り上がっている中、
今日、プロ野球で巨人の工藤投手が通算200勝を成し遂げました。
どうやら、史上23人目らしいです。
これは、すごいことですよね。そー思います。


試合後のインタビューは、もちろん、その工藤投手なのですが・・・
気にくわないですな。
何がって、カメラワークだとか、インタビューアーの質問だとか。


何で、日本のこーいうメディアって、「涙」を求めるんでしょう?
明らかに、カメラが工藤投手の目元だけを写したり、
インタビューアーの質問が泣かそう泣かそうとする質問をしたり。


そもそも、今回のことに限らず、
日本のメディアが求めるものって何か決められた「枠」がありますよね。
スポーツそのものの技術や結果をシンプルに伝えるのでなく、
選手が出した結果に何かしらの脚色をする。
苦労話、家族愛、スランプ、、、、、。
スポーツを、スポーツとして見るのでなく、スポーツをドラマにしてしまう。
そんな脚色されたスポーツなんて、本来のスポーツではないと僕は思います。


また、オリンピックのインタビューなんかで、
よく聞く質問「目標のメダルは何色ですか?」
一体、何を聞きたいのだろうか??
そこで「銅メダル」と答えたらどーなるのだろうか??
また「金メダル」と答えれば、「金メダル宣言」なんて字が躍る。
競技者に質問をしているようで、実際はただ日本の「枠」にあてはめているだけでに感じる。
そんなインタビューには飽き飽きだったりする。


客(視聴者等)が知りたいことを伝えるのがメディアの仕事である。
そのような日本独特の「枠」が出来上がったのは、
おそらく、我々客が、そのようなことを求めてきた結果なのかもしれない。
しかし、そろそろ、その「枠」をとっぱらってもいいのではないかと思う。
別に「涙」なんてどーしても必要なものでもないでしょう?
目標のメダルの色なんて聞く必要はないんじゃないかい?
スポーツを純粋にスポーツとして楽しむのが一番の楽しみ方なのではないかと僕は思ったりする。







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