同じ空の下で。
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2003年12月28日(日) |
松井移籍と日本野球界 |
皆様、ご無沙汰しております。 お元気でしょうか。ワタクシ、、逃亡しておりました。うそです。 いやぁ、別にいつも通りの生活をしておりました。えぇ。 そんなこんなで、お久しぶりです。
さて、僕はスポーツをやるのも見るのも好きなんです。 いや、基本的には下手くそなんですけどね、 とくに、何か道具を持って打つスポーツは。 例えば、バドミントンとか、野球とか。 いやぁ、ありえないです。。。笑っちゃいます。 ある意味、惚れます。伝説です。えぇ。
と、そんなこんなで、松井が来年からメジャーですね。 楽しみなのは楽しみなんですけど、、 この移籍の一方では、よく日本野球の危機を言う人もいますよね。 日本のスターが海外に行くことによって空洞化がおこるってね。
さて、どうなんでしょう。 スターの移籍は、日本野球にとってマイナスなのか??
僕は、基本的にはNOだと思うのです。
確かに、現時点のスターの移籍は、日本でのスター減少を生むものでしょう。 しかし、日本野球と言うのは、ヨーロッパのフットボールと同じで、 文化になっているものだと思います。 事実、人気のある球団では、毎試合スタジアムが超満員になりますものね。 つまり、固定客が多いので、急速な人気低迷にはならないと思うのです。 しかし、何も手を打たずにズルズルしてしまえば、 それはもちろん、後に出てくるものは目に見えています。
また、もう一つ大きな理由があります。 それは若年層の拡大です。
野球でもサッカーでもそうなのですが、 お手本になる人、あこがれる人、目指す人。 そのような存在があるということは非常に大切です。 また、「世界がある」という道も大切だと思うのです。
中国では、バスケットボールが昔以上に盛んになっています。 それは、ヤオミンという、NBA(アメリカプロバスケットボール)で 大活躍している選手がいるからです。 多くのスポーツをやっている子供にとって、ヤオミンという憧れの存在があり 「自分も世界でやりたい」という意識が出てきてもおかしくないはずです。 そして、そのような子供が増えることは、競技人口を増やすことになりますよね。 つまり、世界に続く道があり、そして、すでにそこで活躍している選手が いるということは、若年層に夢を与え、それにより若年層の拡大、 結果、レベルの向上に繋がっていくものだと思うのです。 もし、中国で野球選手がメジャーに行き、活躍したら野球人口も増え そして、レベルも上がることでしょう。そういうものだと思います。
日本人野球選手のメジャー移籍は、球児に夢と目標を与えてくれるもの。 だから、僕は日本野球の底上げになるものだと思っています。
ただ、先ほども言った様に、その状況に何もしないでいいというわけではない。 日本野球界には、サッカー界ほど選手育成システムがしっかりしていないように思える。 いくら、競技人口が増えたとしても、それを生かすシステムがなければ なにも発展していかないのではないだろうか。と思う。
アマチュアレベルからもっと積極的に選手を育てるという意識で やってみてはどうかと思う。もちろんシステマチックにね。 でなければ、日本球界がマイナスに進んでいくよな気がしてならない。
あ、付け加え。 田伏勇太。 Keep on trying and take a chance, and you shall be a pioneer.
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