同じ空の下で。
DiaryINDEX|past|will
2003年05月29日(木) |
スリ未遂 in Italy |
ということで、約束どおり旅の途中であったことを いくつか書いていこうかと思われます。えぇ。
で、今回は、南フランスはニースからイタリアはローマに向かう 夜行の中であいそうになったスリ。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
バルセロナ→ニース・モナコの夜行を経て、 一泊もせずに、そのままニース→ローマの夜行にのる。
ベッドを予約していなかったので、6人座れるボックスの部屋。 つまり、コンパートメントに座る僕。しかも一人。 で、まぁ、寝るわけですわ。横になって。
で、起きたわけですわ。フッと。
パッと横を見ると、イタリア人のにーちゃんが、 腰につけた僕の財布をいじっているではありませんか。 もう、明らかにスリ。
で、ここから、僕とイタリアにーちゃんの会話。 (日本語吹き替え版)
俺 「何やってんだ。おめぇー」(かなり攻撃的)
イ 「ノー・ノー・ノー」
俺 「いや、ノーじゃねーよ。何やってるか聞いてんだよ」
イ 「ノー・ノー・ノー」
俺 「いや、だからノーじゃねーよ。明らかに、俺の財布をあさろうとしてただろ、ぼけ。アホか。出て行け、このヤロー」
イ 「・・・・」
俺 「だから、出て行けと言ってるんだよ」
イ 「・・・・」
で、、ここで、フッと思ったのです。 実は、こいつは、英語全くわからねーのではないかと。。。 なんせ、イタリア人ですからね。英語できません。まじで。
しかも、実は俺の勘違いで、スリじゃなかったとか。 そーしたら、えらい失礼なことを言っているし、俺。
英語を理解していないのではないかと言う考えと、 実はスリじゃないのではないかという一抹の不安を抱く俺。
うーーん、どうなんだろ。 でも、このままじゃ、ラチがあかねーし、 どうしよう、と思っていた矢先、やってくれました。彼。 見事に、2つの考えを吹き飛ばす一言が彼の口から。
↓
↓
↓
↓
ギブ ミー ファイブ(5ユーロくれ)
うわぁー、こいつ英語分かってる。 しかも、自分がスリということ認めちゃったよ。バカだ。
と、いうことで、その後は、 ここでは、書けない汚い言葉オンパレードでめちゃくちゃに 口撃するのでした。
で、「get out of here」(出て行け)
という一言で、彼は去っていくのですが、、 コンパートメントを出る前に彼が僕の頭に手を乗っけて一言・・・
see you, brother
この開き直り様って一体。。。
|