同じ空の下で。
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その時、彼の右足が下から昇り、長身の相手の顎を捕える。
時は、夜の10時。 暇を持て余す男3人が大学のジムで己を鍛えるがために キックボクシングにのめりこむ。 基本的な形を覚え、サンドバックに己をぶつけ、 そして、3分間のスパーリングへと突入したところで事件は起こった。
彼の蹴り上げた右足が、その男の顎を軽く捕えたのである。 スパーリングのルールとして、顔面攻撃は無し。 彼も、その男の左手がしっかり顔のところにあったために、 フェイントとして、右のハイキックを出した。 しかし、その次の瞬間、その男の顔の前にあった左手は 何故か下がっていき、見事に彼の右足が男の顎を捕えたのである。
瞬間、、男の口から「プシュー」という不思議な音が。。。
。
。。
。。。
っていうか、俺は「プシュー」なんて音は出してないぞ。。 3割り増しめ。。。 なんでも、話を大袈裟にするな。。>Yよ。
ということで、ヒットした3秒後には、 お互い大爆笑でありました。
ちなみに、まったく痛くなかったのであります。
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