同じ空の下で。
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次の日の新聞は、そんな話題ばっかだった。
僕が、買ったある新聞には、
「nightmare...nightmare...nightmare」
でかでかと、見出しにはそう書いてあった。 そして、その下には、困りこんだスウェーデン人監督の顔。
ここまでで、話の内容が分かった人は、かなりのサッカー好きですな。 そう、ちょっと遅ればせながら、ワールドカップ抽選会の話。 (ということで、笑いは無し。)
まずは、やはり、日本から。 相手は、ロシア、チュニジア、ベルギー。 で、初戦はベルギー。
正直、かなり、きついグループだと僕は思う。 確かに、シードを外れたイングランド・ナイジェリア・ポルトガル といった、ネーム・バリューある強豪と思われる国はいない。
しかし、そのような国がいないために、逆にどのチームも可能性がある。 そう、この「可能性」という言葉、それがキーポイント。
「可能性=勝てる」、戦う前にそのようなメンタリティーを もって挑むことほど、アドバンテージはないと僕は思う。
そのメンタリティーだけで、戦いかたというものは変わるものだから。
日本が入ったグループの国、全てがほぼ同じメンタリティーで ピッチに立つことになるであろう。 で、あるため、ちょっとした気の緩み、運が勝敗を左右する。
なかなか、厳しいグループに入ったものだ。 ホームというアドバンテージがどこまで働くか。。。
で、次は、こちらの話。
まったく以って、部外者の国民としては、 こんなにワクワクする組み合わせも無い物である。
イングランド・スウェーデン・ナイジェリア・アルゼンチン。 言わずと知れた、実績がある国。
軽く紹介をすると。。
イングランド。(通称スリーライオンズ) ・サッカー発祥の地。 ・予選で苦戦するも、監督が代わりその後は快進撃。 ・見事グループ1位で通過。 ・アウェーでドイツに5ー1で勝利するという何とも大胆なことをやりやがった。 ・最終戦の劇的なベッカムのフリーキックによる同点劇は今でも忘れられない。 ・主要選手、いっぱいいすぎる。 ・ベッカム、オーウェン、コール、シェリンガム、ファーディナンド、、、、、 ・何気に、ファーディナンド(リーズ・CB)が好き。
スウェーデン。 ・欧州予選第4組1位通過。 ・1996年のワールドカップ(日本はドーハで敗退で3位) ・基本的なスタイルは4ー4ー2のカウンターサッカー。(北欧には多い) ・主要な選手(僕が知っている選手)・・・ ・パトリック・アンデション(バイエルン・ミュンヘン) ・フレドリック・ユングベリ(アーセナル) ・特に、ユングベリはかなりよい。最近のチャンピオン・リーグの対ユベントス戦で2点取っていた。
ナイジェリア。(通称スーパーイーグルス) ・アフリカでは一番強いだろう。 ・96年アトランタ五輪でアルゼンチンを破り優勝(日本は予選で敗退するもブラジルを破る) ・主要選手 ・カヌー(アーセナル)、イクペパ(ドルトムント)、オコチャ、ウエスト(ミラン??) ・やはり、カヌーか。心臓病を克服してよくここまでやっている。もちろん、実力も相当なもの。
アルゼンチン。 ・とにもかくにも、優勝候補。 ・楽々、南米予選1位通過。 ・86年メキシコ大会優勝。(過去2回優勝) ・主要選手 ・クレスポ、ベーロン、シメオネ、クラウジオ・ロペス、バティ、オルテガ、、、 (イングランド同様、いっぱいいすぎる) ・個人的には、ベーロン(マンチェスターU)はやはり、、、
と、まぁ、あげたらきりがないほどチームが集まったわけですよ。 さらに付け加えると、イングランド監督のエリクソンはスウェーデン人。
しかも、イングランド初の外国人監督なもんだから、もし、スウェーデンに 負けたりしたら、すごいバッシングを受ける可能性があり。
アルゼンチンとは、過去に国的、サッカー的にいろいろな遺恨があり。 前回の大会では、イングランドはアルゼンチンにPK負け。
しかも、ベッカムは相手選手(たしかシメオネ)を蹴っ飛ばして退場。 ベッカムのコメントは各新聞に取り上げられてましたよ。
まぁ、いろいろ考えても、翌日の新聞の
「悪夢・・・悪夢・・・悪夢」
も、理解ができる。
とにかく、楽しみ楽しみ。 個人的には、イングランドは勝ち抜いてほしいね。
なんせ、負けちゃったら、こっちの熱が。。
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