不規則日記 不規則日記 キリ 【手紙

2004年04月13日(火) ある出会いのきっかけ



電車を待っている間、駅のホームで偶然テントウムシを見つけた。
そのテントウムシを携帯のカメラに収めたくなって、鞄の中をまさぐった。
その間に、どこかに飛んでいってしまって、
わたしは咄嗟に周囲をキョロキョロ見回した。

その時、不意にわたしは年輩の女性の目線にに気付いた。
彼女は、わたしの異様な動作を不思議そうに観覧していた。
何か気にしてそうだったので、テントウムシのことを彼女に伝えた。

そうしたら、彼女は微笑んで「もう春やもんねぇ(微笑)」と返してくださった。
「年月の経過はあっという間で、すぐに夏になりますけどね」などと言いつつ、
会話がどんどん繋がって、そうこうしているうちに電車が来た。

とても親しみやすい彼女と、もう少し話したい気持ちになった。
彼女も同調してくださった様子で、座席に隣同士で座った。
わたしのバイト先の駅まで行くと聞いたので、それまでずっと彼女との会話を楽しんだ。


話の内容は…秘密です(笑)

ただココで伝えたいことは、
電車の中で話した時間を、とても貴重なものだと感じたことです。


彼女との別れ際に、「こんな出会いのきっかけをつくってくれたテントウムシに感謝です。」と言ったら、

彼女はにっこりと素敵な笑顔で「また偶然出会ったら、お話しましょう」とおっしゃってくださいました。



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