不規則日記
不規則日記 キリ 【手紙】
- 2001年10月30日(火) 電車の中
今日はクラブで多分午後8時頃まで作業してた。
案の定、
帰りはクタクタ。
そして案の定、
帰りの電車はコミコミ。
座席に座りたくてたまらなかったので、
南海新今宮から帰りと反対方向の電車(難波行き)に乗った。
難波で並んで少し待っていれば座席に座って楽に帰れる。
いつもなら、
帰る時間が延びるのがイヤで
難波へ行って電車を待つような事はしないのだが、
今日は40分間立ちっぱなしで帰る事が我慢出来なかった。
座席に座って目をつむると、
知らない間に寝てしまっていた。
下を向いてグウグウ寝ていると、
いきなり頭上から何か重いモノがのしかかってきた。
上を見上げると、
リンゴ顔の若い会社員風の男の人がふらついていた。
それを見てとっさに私は立ち上がり、
寝ぼけながらに「どうぞ座ってくらさい」としゃべってた。
(寝ぼけていたので上手くしゃべれない・・・;)
その男の人は答えた。
「いえいえ、すうわっててくらさい」
それに対して、近くに立っていた(またもや)リンゴ顔のオジサン一言。
「いやいや、すわらへて貰いなはい」
私:「そうれすよ」
男の人:「とんれもない!だいじょうぶれすから」
オジサン:「いいからすわりなはいって〜」
ロレツのまわらない3人の会話。
寝ぼけた私とヨッパライの2人・・・。
周りの人から見れば
私も2人と同じ部類として見られていただろうに・・・。
結局、
その男の人はオジサンに腕を引っ張られて座席に座らされた。
その隣りに立っていた私。
私の斜め向かいに立っていたオジサン。
なぜかその周辺だけが空いていた。
(理由見当はつくが、あえて「なぜか」を付け足しておこう・・;)
マイエンピツに追加