最愛の車を手放した。このままだらだら自分の人生を無為に過ごしてしまうのは、もうそろそろ終わりにしたかったのだろうか。この車より気に入った車は未だに見つかっていない。もう自分のために人生を費やすことになんの価値も見いだせないのである。これを機会に前に進んで行ければいいな、と殊更思う。