思いつき日記
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面白い、面白くないという君の尺度にもよるが、だいたいこの世に面白くない本 などはない。どんな本でも面白いのだ。だから読んだ事が無い本は大抵面白いが、 一度読んだ本はそれより少し面白がるのに手間がかかるという、ただそれだけの ことだ。
『姑獲鳥の夏』より
私はどんどん新しい世界が知りたくて、新たな本、また新たな本…と突き進んで 来た。しかし、面白い本と言うのはまた読み返すと違った発見や面白い点などを 見出す事ができて、初読とはまた違って「味わう」というのもおこがましいけども いいものである。
特に代々取捨選択されてきた中で生き残ってきた古典といわれるものたちの キラメキはいかんとも捨てがたいものがある。
「老子・荘子」の本を読んだり。 新規を今日、読めてないことの口実だったりして(てへ)
ほんとにどんな本にでも面白い所というのは存在していて、ドンな本でも 私はこの部分に逢う為に読書してきたのか、と思える部分に出会う事になる。
すると、とても嬉しくなる。心が豊かになった気がする。
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