思いつき日記
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犬の感情なんて書いたので思い出したことでも書いておこう。
この犬が飼われるようになったのは…私が小4の頃だなー この犬はふらっとやってきたらしい。 こういうパターンは縁起が良いらしく大歓迎で家族の一員になった。
この犬は17年生きました。ええと、犬は人間の一年で七年分だから… 享年119歳。大往生だね。
ほんとこの犬はいい犬だった。
血統…雑種だから無し 性格…愛嬌あり 穏やか しかしほかの犬(オス)が来ると吠える 絶対に噛み付いたりしない 色 …白と茶色
この犬はお手とおかわり、お座りはできました。一応待ても。 ちょっと失敗した点なんですが、散歩をするとき小さいころから 手綱からフリーにしたものだから、散歩のとき静かに主人について歩くことは できませんでした。
そうそう、お手の話。 この犬は上に書いた通りお手ができたのですが、特徴あるお手をしました。
私「お手!」 犬「びしばし」←もう、すごい勢いでお手をするのです。 やる気満々なのか、はてさて投げやりなのか。 痛いっちゅうねん。(^^; だから、私なんかは足でお手をしていました。 つまり、足を出して「お手」というのです。 他人が見ると苦笑い。(^^;
ところで、やはり人間でも、犬でもその性格は顔に表れると思います。 家の犬はいかにもお人好し…もといお犬好し。 見た目はハンサムでした。けっこうもてた。 めす犬のほうから家にやって来たこともたびたび。(うらやましい) 目。この犬の目は優しかった。 草食動物のように、凶暴さがない。決して弱いものをいじめたりしない。 慈愛の光を放っていました。 しかしひとたび不審な人が来たりすると、 凄腕の番犬(こんな表現無いか?)のように、吠えました。 たぶんこの犬にはだいぶ救われたのでしょう。(みんなが知らない間) 感謝しています。ホント良い犬だった。
この前、自転車で散歩コースを走ってみました。 この犬は散歩をする時は4〜5メートルは先を走ります。 で、先に行った事をいいことに私はいつも隠れたりするんですよ。そうすると、 一生懸命探すんですよね。 (まあ、賢かったのですぐ見つかってしまうわけですが…) 走っていたら思い出しちゃって…やばい、涙が、ちょちょぎれてきた。 (こんな表現無いか?)
亡くなる何年前だったかなー。この犬、フィラリア?にかかった時があって、 医者に「覚悟して下さい」と言われた時があったのです。 よくこれを切り抜けたなーと思います。すごい生命力!
ふと、写真をみてみる。 元気そうな、うちの犬が写っている。 もう戻ってはこない、楽しい日々。 2人の笑顔が眩しい。 知ってます?犬にも、笑顔、泣き顔、困惑した顔、 恥ずかしそうな顔、いろいろあるのです。
この犬に関してすまなかったことが2つ
1…最後をみとってやれなかった。 犬は、最後、最愛の人に見守られて死にたいらしい。 ちなみに、ネコは、一人でひっそり死ぬらしい。 すまない。私は情けない飼い主でした。 第一に知ったのは私でしたが。 まだ少し温かかった。 一人で逝かせるなんて、うっ!涙が…
2…私が小学生の頃でしょうか、一回だけそう一回だけだけど 何か心に鬱積したものがあって、 犬に八つ当たりしてしまったのです。 ホント情けない。 ありがとう。そしてさようなら。 君はいつまでも私の心の中に生き続けます。 決して一緒に過してきた日々を忘れることはないだろう。 目を閉じれば、君の笑顔、声、いまでもハッキリ浮かんできます。 忘れはしない。
面白いもので、一番辛い別れのことはもう記憶の中で風化してきている。 その代わりに楽しい思い出やら、特徴、など思い出されてしまう。 生体防御反応ともいうべきものなのだろうか?
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