思いつき日記
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私は世間一般のお子様同様、もちろん信じていました。
自分の欲しいプレゼントが(あまりにも高価で)ままならなかったり。 それでも、欲しいものを紙に書いて枕もとへ置いたものでした。
うちの両親は結構ボケをかましてくれて、これが欲しいと書いても、 違うのを買ってきてしまったりしてそんなハプニングも楽しかったなぁ。 だからほとんど希望通りにいった事はなかった気がする(笑)
そういう願い通りに行かないという意味でも、誕生日のプレゼントよりも ワクワク度が高かった気がする。
脱線して、こんな話を聞いたことがある。 その人の家にはファックスがあり、サンタさんになんとファックスで 欲しいものの希望を送るらしい。もちろんその人の友人宅に送っているのですが。 なかなか現代はハイテクになってきているらしい(笑)
小学二年くらいだったろうか。 私の友達の家に遊びに行った時。 そいつはませガキでもうサンタさんは信じていなかった… というか、もう親がプレゼントを買っていることを知っていた… その時彼の親が隠しているプレゼントを私に見せ付けて、得意げだった。 私はそれでも親の言うことを信頼していたけなげな少年(?)だったので 聞く耳を持たなかったが、ふと「もしや」と思ったものでした。
知らない方がよかった事ということは世の中にたくさんあります。 私はこれほどドラマティックで夢があることは無いと思う。 騙されていたと嘆くのは簡単だけど、あの喜びときたら。 忘れられないです。幸せだった。
そうそう、私が好きな映画『34丁目の奇跡』サンタクロースの映画。 いまこの映画って観ることができるのかなー。観てみたいものです。
小学高学年のときもらったプレゼント。 『サンタって本当にいるんだ』という本(題名うろ覚え) プレゼントは配らないけど、実際にサンタクロースはいるというこの本によって 私は救われた。両親をウソつき呼ばわりするのも嫌だし。 自分が騙されていた(語弊があるな夢を見させてもらったか)ということにも 逃げ道を与えてもらった。これが一番嬉しかったかなぁ。
多分私が親になったとしたら、プレゼントはするだろうなー。 だって楽しみだったもの。自分自身。
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