【ベルギー戦解説】痛烈な速攻に泣くも、時間稼ぎの批判吹き飛ばした名勝負(読売新聞 2018.07.03)サッカーは甘くないと、またしても痛感させられた。最後の最後に、ベルギーが最もやりたかったカウンター攻撃を食らってしまった。ドリブルを始めたデブルイネに対して、日本の選手が体を寄せきれず、スピードに乗らせてしまったのが、痛かった。あの時まではずっと、うまく封じ込めていたのに……。69分、狙ったシュートとは思えないヘディングで反撃の1点目が決まったところから主導権を奪い返してしまうあたりも、抜け目ない。高いレベルの戦いに慣れた欧州の強豪には、勝負どころを逃さない迫力が備わっている。決勝点を決めたシャドリは交代で入った選手で、日本とベルギーが昨年11月に行った強化試合でもゴールをアシストしている。2−2に追いつくゴールを決めたフェライニも途中出場だ。監督の采配が見事に的中した試合でもある。日本は2点差を守りきれず、初めての8強入りを逆転負けで逃した。しかし、収穫の多い名勝負になったのは間違いない。ポーランド戦の時間稼ぎをめぐる批判など、どこかへ吹き飛ばしてしまう戦いぶりだった。52分、追加点を奪った場面。香川真司と乾貴士が、ペナルティーエリアのすぐ外側でパスをつないだ連係に対して、ベルギーの守備陣は棒立ちで見ているだけになっていた。そこを突いて、乾が強烈なシュートを決めた。パス回しとボールさばきのうまさは、世界ランキング3位の強豪にも十分に通用した。監督交代から3か月間あまりで、ここまでチームの連係を深めた西野朗監督の手腕と選手たちの結束力に、敬意を表したい。その4分前の先制ゴールは、今大会の日本の中盤で輝きを放った柴崎岳の長いスルーパスを、攻守に奮闘していた原口元気が受け、相手DFを振り切って決めた。この場面は、ハリルホジッチ前監督が植え付けてきた「縦に速いサッカー」と「デュエル(1対1の勝負)の強さ」がチームにしっかり根付いていると感じさせた。つなぎと速攻を融合させた「日本らしいサッカー」。この方向性を、今後も継続していかなくてはならない。手に汗にぎる白熱した試合をしていましたね!頑張れば、なんとか守りきれればベスト8に行けるんじゃないか、とちょっと期待が持てた試合でした。起きて声援を送っていた人が多いんじゃないでしょうか。ベスト8への扉に手が届いていたのに扉が重く開けられなかった。いい夢見させてもらえた試合でした。FIFAランキング61位の日本が3位ベルギーを相手にボロ負けどころか、前半は0に抑え後半になって立て続けにゴールを奪い格上のベルギーを慌てさせた。海外のメディアも日本の戦い方を絶賛していたので、今大会の白熱した試合ランキングみたいなのがあれば加わるんじゃないでしょうか。こんなことを書いていますが、私はものの見事に値落ちしていました。3時前に起きるぞといつもよりも早めに寝ていたにもかかわらずです!着信音に気がついて起きて時計うぃ見たら04:20すぎ、電話に出たら「寝てる場合じゃないです!日本がすごい試合してます! 勝ってます!とにかくテレビ点けて!!早く!!」と言われて、(ちなみに複数の人からツイッターへのリプライやLINEも来てました。)慌てて起きてテレビ点けたら日本が1点差で勝っている。そう思ったのも束の間、1分後に同点を決められてしまいました。そして最後にベルギーの見事なカウンターによって逆転されるということで、失点シーンしか観てないんです。なんか私が起きたから負けたみたいな気にもなったし、原口選手や乾選手の得点シーンをリアルタイムで目撃して興奮することもできずに私のベルギー戦は消化不良のまま終わってしまいました。この消化不良を残して2018年ワールドカップの日本代表が終わってしまいました。だから、ちゃんと試合を観ていた人は燃えに燃えて悔しさの中にもなんかちょっと心地よい疲れみたいなのもあるんだろうけど、見事に根落ちしていた私は同点に追いつかれる失点シーンからしか観てないから置いてけぼり感が半端ないって!SNSや職場でもベルギー戦の話になっても置いてけぼり感が半端ないって!!試合を振り返れないのでほとんど感想を書けませんけど、選手層の厚い他の国と違ってスタメンとサブの力の差が開いているので交代メンバーの駒不足になってしまう。ここを克服する課題が見えたんじゃないかと。監督交代で3連敗するんじゃないかと思っていた代表が、1勝1分けと反則行為の少なさでベスト16入り。これだけでスゲーイ!だったのに、ベルギー相手にボロ負けするどころか先に2点を奪い1点差で負ける惜敗というモノスゲーイ!結果になったわけですから、みんな手のひら返して「日本代表の皆さんお疲れ様でした」って言っていいと思いますよ。ちゃんと起きて試合を観ておきたかったなーーーーーーーーーーーー。