朝日新聞・高橋純子氏 「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」(日刊ゲンダイ 2017.12.25)新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る。政治部次長だった時に書いた朝日新聞のコラム「政治断簡」をまとめた著書「仕方ない帝国」(河出書房新社)が評判だ。キチッとした優等生の文章が当然の朝日において、時に〈『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。堂々と貼りにいきましょう〉とあおり、〈安倍政権は「こわい」〉と言い切る。テンポ良く、小気味いいが、もちろん、炎上も数多い。そんな名物コラムはなぜ、生まれたのか? 朝日新聞論説委員の高橋純子氏に聞いた。■番記者慣例、森元首相への誕生日プレゼントを拒否 ――毒づくような高橋さんのコラムは始まった当初から話題でした。中でも炎上したのが、「だまってトイレをつまらせろ」というタイトル。紙がないことを訴えても聞く耳を持たないのであれば詰まらせろと。強烈な安倍政治批判でした。あれが本のタイトルでもよかったのではないですか。 あのコラムについて、「中学生みたいな文章を載せるな」「次長ともあろう人がなんて下品な」といったお叱りを読者からたくさんいただきました(笑い)。トイレの話は私が考案したテーゼではなく、船本洲治氏という活動家が編み出したもの。さすがに本のタイトルに使わせていただくのは美しくないと思いました。(以下省略)9ページに渡るインタビュー記事なのですが、安倍首相が具体的に悪いことをした点は何も書いておらず、論説委員である高橋氏の感情でなんか気持ち悪いから『絶対悪』であるみたいです。>新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、>時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る。裏は取らない。エビデンスもない。感情で好きに書く。レッテルも貼る。これを社説まで書いている論説委員が言い切っちゃうのって、報道の自殺行為に等しいと思うんですね。まあ、でも特に今年はモリカケ問題でも安倍首相が不正に関与したという証拠など一切出てこず、ひたすら「なんか怪しい」という印象操作一辺倒な報道が目立ちましたし、慰安婦の強制連行も吉田調書捏造も証拠など関係なく「なんかムカつく」で書いていた捏造だったように感情優先で裏取りせずに記事を書くのは、この論説委員が異常なんじゃなく朝日新聞の伝統であり社風を引き継いでしまっているだけなんでしょう。エビデンス関係なく「なんかムカつく」からで記事書くのはフェイクネタで記事書いて家宅捜査受けてたようなブログとやってることがなんら変わらないんじゃないかと思うわけです。フェイクネタでブログ書いているのも「なんかムカつく」の感情が先走っている結果なわけですし。ところで、この記事によって小川氏への訴訟問題で朝日新聞が言ってる「安倍叩きを目的として報道したことはない」という主張が崩れているんじゃないかと思いました。森友・加計問題の著書巡り文芸評論家らを提訴 朝日新聞(朝日新聞 2017.12.25)「ウラをとって書く必要ない。感情優先。印象操作で叩く。」と朝日新聞の論説委員が報道としての信頼や信用を捨て去った証言をインタビューで語ったこの日刊ゲンダイの記事はこれから先、朝日新聞が何かやらかすたびに何度も何度も繰り返し蒸し返されていくことになるでしょうね。