稲田氏発言「何を馬鹿なことを…」嘆く自民、攻める他党(朝日新聞 2017.06.28)東京都議選の投開票日(7月2日)を目前に、稲田朋美防衛相が失言した。27日に自民党候補の応援で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と演説し、同日深夜に撤回。大臣が自衛隊を選挙に利用しようとしたと思われかねない言動に、自民関係者からは都議選への悪影響を嘆く声があがり、他党は批判を強めている。別の自民現職候補は27日夜、稲田防衛相の発言に「本当に、何を馬鹿なことを言っているんだ」と驚いた。国政での失点が続くことに「もう目の前のことを一生懸命やるしかない」と話した。「防衛相辞任という事態に発展すれば、大きな騒ぎになりかねない。選挙に影響は出るだろう」。都議選の自民現職候補は、懸念を深める。加計(かけ)学園問題をめぐる安倍政権への批判や、豊田真由子衆院議員の暴言・暴行疑惑などがあり、自民に逆風が吹くなかでの選挙戦。この現職は「うまく対応してほしい」と漏らした。 都議選で自民と対決する他党は批判を強める。小池百合子知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」の幹部は「防衛相の発言だから、自衛官は圧力を感じるだろう。自民党のおごり高ぶった体質が表に出た」。小池氏は28日、都庁で報道陣に「あり得ない。都庁で(たとえるなら)17万人の職員に『よろしく』みたいな話につながる。(大臣と議員の立場を)混同しない方がいい」と述べた。 都政での自民との連携を解消し、都議選で都民ファーストと協力する公明党の現職候補は「(稲田氏の発言には)おごりと油断、そして稚拙さが表れた。閣僚級が応援演説をする時は、細心の注意を払うのが普通なのに」とあきれる。自民と袂(たもと)を分かつ選択をしたことについて「相次ぐ失態を見ていると、今回の選択は正しかった」と話した。加計学園問題で支持率急落している時にさらに足を引っ張るような余計なことを。稲田氏の能力では防衛大臣なんて勤まるわけはないし、日報問題が出たときに辞任させるべきとあれほど言っていたのに。発言をすぐに撤回しましたが、立場上許されるような話ではなく速やかに辞任するべきではないでしょうか。自らで辞任を申し出できないのであれば安倍首相は任命責任をとって罷免させるべきだと思いますよ。7月頃に行われるという内閣改造で稲田氏は外されるとは思いますが、その時までポストに置いておくような能力のある人物ではありませんよ。下村博文元文科相 加計学園から200万円違法献金の疑い(文春オンライン 2017.06.28)都議選で小池ファーストの追い風になりますね(白目)