犬たちの一生がなぜあんなに短いのか、今まで何度か究極のわけを考えてきた。そして、おそらく人間に対する思いやりからそうなるのだという結論に達した。10年や12年、ともに暮らした犬と死別しても人間はこんなにひどく嘆き苦しむのだから、その倍になったらどうなってしまうことか。 ウォルター・スコット卿-------------------------------------ツイッターを見ている方には既にご存知のことと思いますが、拙ブログの読者の皆様にも悲しいお知らせをしなくてはなりません。10月8日火曜日の朝にトーイくんが急死いたしました。朝の散歩も朝ご飯も食べて普段どおりに過ごしていたのですが、2階リビングまで階段を上がったあとに、突然ひきつけを起こして倒れて苦しんで、慌てて病院に連れて行ったのですが途中で息を引き取りました。だから正確な死亡時間は不明なのですが午前10時40分ぐらいなような気がします。13歳という年齢もあり日に日に衰えを感じさせて、心臓が弱っていたことは確で咳込むことも増えて散歩もゆっくり休み休みだったり、時には調子の悪そうな日もあったので、いつか来る日を覚悟はしていたものの、でも、いつも食欲はあるし普段は変わりないし、ゆっくりスローなペースで過ごしていて、暑い夏も乗り越えたし今年は大丈夫だろうと思っていたのに・・・あまりにも突然のことすぎたので未だに信じられないほどです。トーイくんの最後がこんなことになるなんてあまりにも可哀想で・・・。もう歳で耳も遠くなっていたから最後に苦しんでいるときに体をさすりながら必死に呼びかけても声は届いてなかったんだよね・・・怖かっただろうに。先代のアメコカのクッキーくんが数日間発作を起こしながらも頑張っていた考えれば、苦しみが何日も何回も続かなかったことは、まだ救いだったのかもしれません。そう思うしかありません。呆然としたまま、その日のうちに簡単なお葬式も行ったのですが、急いで買いに行った近所のお花屋さんでは、お花も野菜と同じで不作ということであまり売っておらず、みすぼらしいお花しか手向けてやれなかったのがたくさんある心残りのひとつです。トーイくんを棺に入れ、大好物だった食べ物や好きなおもちゃを入れ、花を添え、棺のふたを閉め、火葬が出来る車に乗せたとき、もう二度と喜びや悲しみなどをともに分かち合えないのだと改めて思いそこから止め処なく涙が溢れました。トーイくんが居なくなって二日経ちましたけど、家の中も外も思い出ばかりで涙が溢れ出ることばかりです。奇跡的な出会いによって2003年6月12日に我が家へやってきたわけですが、2003年06月12日(木) キタ━━━ヽ(´∀`)人(・ω・)人(゜Д゜)人(゜∀゜)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(`∀´)ノ━━━!!! 教えもしないのにポストから新聞や郵便運ぶことを覚えたり、動物病院へ行けば自分の薬は咥えて家まで持って帰ってきたり、人を噛んだこともないし手を焼くことがほとんどなく本当に賢いこでした。13年間毎日毎日楽しかった思い出しかありません。大きくて大切な存在だったトーイくんの声、笑顔、匂いをいつまでも忘れずに大切にしていきます。ほんとうに沢山の思い出をともに作ることができ、こんな形でのお別れはしたくなかったのですが感謝の気持ちでいっぱいです。このブログでトーイくんの成長を見守ってくれていた方も写真を楽しみにしてくれていた方も本当にありがとうございます。まさかこんな日が来るとは思わなかったので、既に登録していた数日分の残りの写真をアップしますね。(最近レンタルサーバーの調子が悪くてちゃんと表示されなかったらごめんなさい。)今までトーイくんのことを愛してくださってありがとうございました。ありがとトーイくん。