東京都知事選告示、17日間の選挙戦スタート(読売新聞 7月14日)昨日の都知事候補予定者4人による共同記者会見を聞いていましたら、鳥越俊太郎氏はちょっと酷すぎるように思ったのですが、昨晩、既に選挙カーやポスターなどを用意していた宇都宮氏が共産党の恫喝により出馬を取り下げたことによって、野党は共闘して鳥越氏支持になったのですけど、短期決戦なので知名度優先になるのも分かるのですが、私は都民でもないし宇都宮氏なんて思想的に合いませんが、これまでは支持してくれていた人達の寝返りなど一連の流れには同情しました。で、鳥越氏は宇都宮氏のキャッチコピーなどを拝借し今日から選挙に突入。昨日の会見やテレビ出演いぇ今日の演説をネットで見る限りグダグダすぎて、どうせなら、反安倍でももうちょっとちゃんとした人を選べば良かったのに、反安倍ならなんでもいいのなら、まだ上杉隆氏のほうがマシと思いました。朝日や読売の世論調査で参院選で自民に投票した人の理由1位が「野党に魅力なし」で消極的自民支持が多い結果が出ています。参院選、「野党に魅力なかった」71% 朝日世論調査(朝日新聞 7月13日)参院選の結果を受けて、朝日新聞社は11、12日、全国世論調査(電話)を実施した。自民、公明の与党の議席が改選121議席の過半数を大きく上回った理由を尋ねると、「安倍首相の政策が評価されたから」は15%で、「野党に魅力がなかったから」が71%に及んだ。一方で、自民、公明におおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を加えた「改憲4党」の議席が参院全体の3分の2に迫ったことについては、「多すぎる」が40%、「ちょうどよい」は34%。「少なすぎる」は4%だった。安倍首相に一番力を入れてほしい政策を六つの選択肢から選んでもらったところ、「社会保障」32%、「景気・雇用」29%、「教育」13%、「外交・安全保障」11%、「憲法改正」6%、「原発・エネルギー」5%の順だった。政策がよければ投票する党はどこでもいいという無党派層を振り向かせる努力をしないで与党に反対だけの安易な方法を実行している。その結果が今回の参院選で示されたわけですが、2009年に東寺は民主党だった民進党が政権交代を達成できたのは、有権者の多くが自民党にウンザリしていたことや、政権交代後ほとんどのマニフェストを達成できなかったとはいえ、マニフェストで希望を提示して選挙して政権交代できたのですが、理由を忘れて今は「棚から牡丹餅」を待っているみたいな感じですよね。政権交代の成功体験が野党を退化させてしまった一方で有権者のほうが政権交代の失敗を学んで投票先を選ぶことに慎重になってる。そのことに野党はいつ気がついてくれるのでしょうか。マトモな野党がいないのが日本の不幸ですね。