民主・維新合流26日にも正式合意…生活も検討(読売新聞 2月25日)民主、維新両党は、維新の党内手続きが終わる26日にも党首会談を開き、3月に合流することで正式に合意する。両党はその後、速やかに「新党準備協議会(仮称)」を設置、新党名や綱領などの検討に着手する予定だ。他の野党や無所属議員にも同時参加を呼びかけ、自民党に対抗する野党勢力の結集を図る。生活の党は参加を前向きに検討する方向だ。 民主党の岡田代表は24日の臨時常任幹事会で、維新との合流について、大半の民主党議員が一度離党し、解党した維新議員の移籍に合わせて新名称となった民主党に再入党する――との合流案を説明した。 新党名は「略称『民主』になる案と、『民主』を含まない案の二つに絞った上で、客観的に決めたい」と述べた。世論調査などを活用したい考えだ。出席者から党名変更への反対意見が出たため、異例の挙手採決で了承を取り付けた。生活の党も新党に合流するという報道も出てきましたが、民主・維新・生活の党が合流し新党になったと言っても元の民主党と同じ状態に戻るだけで、これでイメージが一新できると思っている民主党って本当に有権者を舐めているんじゃないでしょうか。仮面ライダーの敵組織ショッカーはゲルショッカーに変わったら強くなったけど、民主党は名前を変えても所属議員の頭が急に良くなるわけもないし能力も上がるわけでもないので自民党に変わるような受け皿にもならないでしょう。それに、元サヤで戻っても今は選挙のために協力していますが、選挙が終わり本格的に政治が動きだしたら、打倒自民党以外では考え方がバラバラの人たちの集まりなので、政策の不一致で与党時代の時のように内輪もめばかりするのは明らかなんじゃないでしょうか。民主・岡田代表、「3月中に維新と新党つくる」と明言(FNNニュース 2月23日)まず、民主党に最低限の議員を残したうえで、大半の議員をいったん離党させる。その議員らと、解党した維新の党の議員が合流した後、あらためて、党名が新たに生まれ変わる民主党に入る。維新の党のメンバーが、単純に民主党に合流しないのは、かつて、民主党を離党した松野氏らに対する「出戻り批判」に配慮した手続き。また、民主党を残す形をとることには、民主党向けの政党交付金を、引き続き受け取れることや、地方組織などの再編を不要とすることができるメリットがある。完全に解党して新党を作ると100億近い政党交付金を国庫に返却しなきゃいけないのですが、民主党そのまま残し、そこに1人でも残すことで、100億近い金額の返却を回避して政党交付金をそのまま受け取れる、そして、選挙後に新党に合流すれば、その交付金も新党に加えることができるということなんですが、政策は作れなくても、こういう悪知恵だけは思いつくんですよね。