<日韓慰安婦問題合意>米、日韓関係改善を強く後押し(毎日新聞 12月29日)ケリー米国務長官は28日、慰安婦問題の最終決着に向けた日韓両政府の合意について「米国の最も重要な同盟国である日韓両国の和解を促し、改善につながると信じている」と歓迎する声明を出した。ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も同趣旨の声明を出し、米国が合意の履行と両国の関係改善を強く後押しする立場を明確にした。 ケリー氏は声明で「米国は日韓両政府が慰安婦問題という敏感な歴史問題で合意に至ったことを歓迎する」と評価した。さらに「国際社会に対し、今回の合意を支持するよう呼びかける」とした。 オバマ政権は、日韓関係の悪化が日米韓の連携を軸とする東アジア戦略をほころばせかねないとして、両国首脳らに関係改善を促してきた。ケリー氏は「米国は日韓両国と地域および地球規模の課題で引き続き協力し続けることを楽しみにしている」と強調した。 また、ライス氏も声明で「今回の合意と合意の完全な履行を支持する」と表明し、国際社会に歓迎されるべきものだとの認識を示した。 米国の2人の政府高官が声明を出し、いずれも「国際社会の支持」にも言及したのは、日韓関係改善への期待感を示すとともに、合意が覆されることなく履行されるように外堀を埋める狙いがある。同時に、米国内で起きている韓国系米国人らによる慰安婦碑や慰安婦像の設置などの動きを沈静化させたいという思惑もにじむ。この後押しはありがたいですね。世界に配信された共同会見で韓国政府が「二度と蒸し返さない」と宣言したので、少なくとも朴政権では確実に蒸し返せなくなりましたし、合意に関しては多くの国で注目を集め今後の日韓の動向を注視することでしょうから、次の政権で蒸し返したとしても顰蹙を買うだけでしょう。基金にしても運営するのは韓国なので日本は10億円を渡すだけで、元慰安婦からクレームが出ても韓国政府の責任になります。それと日韓の両外相が「国家による強制連行」を否定した形になったのも成果でしょう。プロパガンダとして使えなくなりましたし。日韓の世論の反応を見ていますと、終わらせたい問題を蒸し返したい人が多いような感じがしますね。アメリカが日韓の市民の感情しだいだと言ったのも、そういうところからなのでしょう。◆今朝、神戸新聞朝刊を読んでいたら、目に飛び込んできたキャリーバッグを持ったキングジョー。阪神高速とQBBとアサヒペンによる二面を使った広告なのですが、ウルトラセブンに登場し神戸を襲撃しセブンさえも勝てなかった強敵のキングジョーが再び現れても負けないほど強くて美しい神戸になってほしいという願いが込められたグッとくる広告だったのでこちらでもご紹介します。さて、この日記も今年は今日でおしまいです。私個人の1年としてはマイペースで仕事したりして例年と変わらずと言いたいところですが、4月と6月の2回も緊急入院するというアクシデントもあって、本当の多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしました。自分自身あの状況からよくここまで復活できたなぁとも思っています。そして、今年のPerfumeにも大いに楽しませてもらいました。結成15年メジャーデビュー10周年のメモリアルイヤーだったこともあり、いつも以上に濃厚な1年だったと思っています。2回ライブに行けたのも嬉しかったです。来年のアリーナツアーが楽しみでしかたありません。あらためて、お世話になった皆様にお礼を申し上げると共に、来年もお付き合い頂けると幸いです。そしてみなさまにとって、平成28年が心あたたまる素敵な年になりますように心からお祈り申し上げます。それでは、皆様よいお年を。