北朝鮮、若者に金正恩・李雪主夫妻のヘアスタイルを強要(朝鮮日報日本語版 11月21日)最近になって北朝鮮では大学生や中学・高校の生徒といった若者に対し、短いヘアスタイルを強要し厳しい取締りを行っていることがわかった。平壌在住の消息筋は20日「つい先日、若い世代に責任を持つ青年同盟が若者たちのヘアスタイルについて、男性は2センチ以下、女性はおかっぱにするよう指示を出した」「平壌市内では大学生からなる監視チームがはさみを持って見回り、長髪の若者を見つけるとその場で短く切ってしまっている」などと明らかにした。 とりわけ若い男性には、朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記のようないわゆる「覇気ヘア」と呼ばれるヘアスタイルが強要されているという。横と後ろは非常に短く切り落とし、前と上だけを残すヘアスタイルだ。 この消息筋は「以前は覇気ヘアでも上はある程度伸ばすことができたが、最近は上も2センチ以下とする『変形覇気ヘア』が主流になっている」とも伝えた。 一方で若い女性は金正恩氏夫人の李雪主(イ・ソルジュ)氏のようなおかっぱに近いヘアスタイルをしなければならないという。先日北朝鮮から脱出したある脱北者は「最近はこの指示の影響で平壌市内の散髪屋や美容院はどこも満員だ」「散髪屋をすれば金が儲かるといううわさが広まったため、最近は理髪師が人気の仕事になっている」などと現地の様子を明かした。 ある北朝鮮問題の専門家は「北朝鮮は昨年から金正恩氏を中心に、資本主義の思想や文化の浸透に反対・排撃することを口実に統制を強化している」「来年は朝鮮労働党第7次大会が予定されているが、その前に若者たちの離脱を防いで綱紀を粛正するため、ヘアスタイルの取締りを行っているのではないか」との見方を示した。黒電話の受話器を頭に乗せてるヘアスタイル。これは正直キツイものがありますよね・・・。イケメンが同じヘアスタイルにしたらかっこよくなるのかしら。チャリティーイベント:福島へ県産野菜送ろう 購入物の一部を寄付 23日・鳥栖 /佐賀(毎日新聞 11月20日)県内の自然農や有機栽培農家の野菜を福島県へ送るチャリティーイベント「福島の子ども達に佐賀の野菜を送ろう!収穫祭」が23日午前11時〜午後2時、鳥栖市元町の鳥栖キリスト教会で開かれる。市民団体「原発を考える鳥栖の会」主催。同教会の関係先などを通じて福島市や郡山市などの被災者へ送る。 同会は東日本大震災以降、県内の野菜を福島原発事故の影響にさらされている被災者に送る活動に携わり、今回初めて収穫祭イベントとして実施する。野菜を販売するのは鳥栖市や鹿島市などの農家。購入した参加者は、その一部を福島県に送るよう寄付する仕組みになっている。入場料300円も野菜の送料に充てられる。 会場では自然食の料理や豚汁の店も出るほか、催し物として午前11時、腹話術▽11時半、映画「東京原発」上映▽午後2時半、フラダンスや音楽などのステージ−−がある。 同会の野中宏樹さんは「九州と福島をつなぐ企画にしたい。私たちは福島を忘れません」と意気込む。福島では厳しい検査をパスをした安全な野菜が販売されていますし、県外の野菜でも普通に買える状況なんですけど、趣旨の良く分からないイベントですよね。福島在住の方々さえ疑問や憤りを感じているこのイベントを企画実行しようとしている団体は善意のつもりなのか分かりませんが、根底に「福島産食品は汚染されている」という差別意識がないと出来ないイベントだと思います。