石田純一が安保法制反対で「圧力」を受けていた…テレビ番組、CMの出演キャンセル、厳重注意も(リテラ 10月8日)(一部抜粋)恐れていたことが現実になってしまった。 この間、安倍政権によるメチャクチャな安保法制強行に対し、これまで政治的発言を控えてきた芸能人たちが次々と声を上げたことが大きな話題になった。そのひとりが、本サイトでも既報のとおり、9月17日の国会前デモで壇上にあがり安保反対を訴えた石田純一だ。しかしその石田に対しデモ参加後、様々な“圧力”がなされていたことが明らかになった。「テレビ番組を3つキャンセルされました。35年の芸能生活で、こんなのは初めてです。CMもひとつなくなったし、広告代理店を通して、厳重注意も2、3社から受けました。“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で政治的発言をするな”ってね」 これは昨日発売の「週刊新潮」(新潮社)10月15日号のワイド「『川島なお美』通夜でひんしゅくの『石田純一』が安保反対デモの後遺症」で、石田本人が語ったことだ。石田の置かれた状況は今後、他のタレントにも波及する可能性は高い。密かに、そして巧妙に干されるようなことがないよう、これまで安保に関して発言してきた芸能人、坂上忍や笑福亭鶴瓶、SHELLY、高田延彦、土田晃之、制服向上委員会などの今後を注視する必要がある。そしてもし圧力があったり干されたなら今回の石田のように、その圧力自体を公表することも大切だろう。きっと多くのファンが圧力に屈しない姿勢に賛同し、逆に圧力をかけた企業やマスコミを批判するからだ。この記事を読んだときに、反対デモに参加したことで「CMを降ろされた」というのは本当なのか?たまたま契約が切れる時期と重なっただけなんじゃないの、まあ、左のサイゾーと言われて捏造も多いリテラなので眉唾の記事だなぁと思っていたら、続いて、このような記事がありました。石田純一、番組やCMの降板なかった 安保反対スピーチの影響は出たのか(J-CASTニュース 10月9日)安保デモで壇上に立った俳優の石田純一さん(61)が、その影響でテレビ番組やCMを次々にキャンセルさせられたと取材に答えたと週刊新潮が報じた。ネット上では論議になっているが、どこまで本当のことなのか。 安保法案が採決される前の2015年9月17日夜、石田純一さんは、国会前のデモに参加し、4分強のスピーチまで披露した。■「番組3つ、CM1つを降板」と発言したと報じられる 雨の中で傘も差さずにマイクを握りしめた石田さんは、日本は世界が誇る平和国家だとして、個別的自衛権でも守れるのになぜ集団的自衛権が必要なのか、アメリカには友達でもちゃんと言えなくてはおかしい、と持論をぶった。そして、戦時中は一般の人にも多くの犠牲者が出たことを強調し、「戦争は文化ではありません!」と叫んだ。 以前に話題になった自らの発言「不倫は文化だ」にひっかけたものらしい。すると、「そうだ!」との掛け声が上がって、デモ隊から拍手が沸いた。このスピーチは各メディアでも報じられて、話題になった。 ところが、週刊新潮の10月8日発売号によると、石田さんは、スピーチの影響が出たことを取材に告白した。「テレビ番組を3つキャンセルされました」「CMも1つなくなった」と答えたというのだ。そして、スポンサー2、3社から、広告代理店を通じて厳重注意を受けたともした。 そのときは、二度と国会にデモに行くな、メディアの前で政治的発言をするな、と釘を刺されたという。しかし、石田さんは、世の中のためになることをと思ってデモに参加するなどしているとして、「それは受けられない」と拒否したことを明らかにした。 デモで登壇したのは、デモへの参加をマスコミの記者に見つかって取材に応じたら、学生団体「SEALDs」のメンバーに引っ張り出されたからだという。 新潮の記事が出ると、ネット上では、意見が分かれて論議になった。スポンサーから厳重注意を受けたことは認める 石田純一さんを応援する声としては、「負けるな...!」「政府に抗議して何が悪い?」「勇気ある姿勢を称えたい」などと書き込まれた。一方で、「使いづらいから政治色出すなってことだろ」「企業イメージ考えたら当たり前のこと」「発言にはリスクが伴う」として、自業自得だとする意見も出ている。 ところで、石田さんが番組やCMを降板させられたというのは事実なのだろうか。 石田さんの公式サイトを見ると、テレビ番組では、10月に入ってもレギュラー出演は減っておらず、ゲスト出演はむしろ増えている。発言から4日後に更新されたブログでは、SUV車専門店チェーンのCM撮影が紹介されていた。 石田さん所属事務所のスカイコーポレーションでは、番組やCMの降板について、マネージャーが「そんなことはないですよ」と取材に否定した。 「現場にはいませんでしたので、どのような発言を捉えて記事になったのかは分かりませんが、本人はたぶん、そうなるかもしれないというニュアンスで言ったのではないですか。番組やCMの出演については、何も変わっておらず、10月の出演が増えたのは、波がある中でたまたま多かっただけということです」 一方で、スポンサーから厳重注意を受けたことは認めた。 「CMは6社と契約しており、『今後は気を付けて下さい』と関係各社から言われました。安保法案には反対や賛成があり、企業の顔として、そういうお客さまの気持ちも汲んで下さいということです。事務所からも、同様なことを本人に伝えました」 ただ、石田さんがデモ参加や政治的発言を今後も続けると答えたことについては、こう言う。 「言論の自由ですから、後は本人次第になります。今後のことについては答えていませんでしたが、気を付けて目立つことはしないように考えると思っています」だって、よく考えてみてください、安保法案に反対している芸能人は他にも大勢いますし、その中でも例えば、吉永小百合さんや三輪明宏さんなんて安保法案反対とずっと発言してますが、CMを降板させられることもありませんしテレビや映画の仕事を干されてません。安保法案に反対を表明することで世論に対しても考えるきっかけを与えるのであれば、このお二方の方が影響力はありますが、むしろ、こう言ってしまってはなんですけど、石田さんはテレビのバラエティーやクイズ番組専門のタレントであって大スターでもありませんから、政府が恐れて圧力を加えてまで言論を封じるほど世論に与える影響力なんてないですよね。ただ、イメージを大事にするスポンサーから注意されたのは事実のようで、「安倍死ね」とか過激な言葉を連呼しているデモの中でスピーチなんてしたら、スポンサーにとっては「反対でもいいけど、あの中に加わるのだけはやめて」と思うでしょうね。ところで、リテラが石田さんが干されたと記事を配信したとき、左派のみなさんが「政府の圧力から石田純一さんを守れ」「言論の自由を守れ」と発言しまくってましたが、そんな人たちが、つるの剛士さんが「安保法案賛成の声も聞いてみたい」「声の大きな方に惑わされることなく自分で考えて答えを出したい」と普通のツイートをしたら「バカは黙ってろ」「もう二度と応援しない」「仕事を干されろ」とか直接攻撃していたので、あの人たちの言う言論の自由も都合がよいですね。