野党・マスコミが洗脳＝菅長官（時事通信 8月22日）

菅義偉官房長官は２２日、青森県弘前市で講演し、安全保障関連法案について
「戦争法案だとか徴兵制復活だとか、全くありもしないことだ。
（反対派は）一部野党やマスコミから洗脳されている。
日本の自衛のためであり、他国のために一緒に戦争するものではない」と説明した。

野党とマスコミによる不安を煽るだけのありもしない話を真に受けてしまい、

それで反対となっている人が多いのは確かですが、

「洗脳」と表現するのは軽率すぎると思います。

現にサヨクと野党とマスコミに批判材料のネタを与えることになってますし。


23日 午後3時追記

どうやら「洗脳」は誤報のようですね。
「洗脳」ではなく「宣伝」だったのを
時事通信が聞き間違えたのか意図的なのかは分かりませんが、
しばらく放置しておいて誤解によっての批判の声が大きくなってから、
訂正文を載せずこっそり書き換えは酷いですね。

【速報トピックス】時事通信が記事改変 菅長官発言｢マスコミが洗脳｣→｢宣伝｣ http://t.co/FqlwhSMSQb →菅官房長官の発言の事実関係は不明。日本報道検証機構は講演の録音などエビデンス情報の提供を求めています。

— GoHoo/日本報道検証機構 (@GoHoo_WANJ) 2015, 8月 22

◆安保法案反対ハンストに参加する大学生「自衛官の友達がいるんです」（ Huffington Post 8月21日）

（一部抜粋）

「今の政治は、民主主義じゃなくなっていると感じます。
民意が政治に伝わっていないと感じます。
多数決で政治が決まるなんて、民主主義ではないです。

民主主義の意味さえ分かってないんだから、

お昼ご飯を抜くことを命懸けのハンストって言えちゃうんでしょうね…。


◆若者ら「ばかにしている」と批判　防衛省資料問題で（共同通信 8月21日）

安全保障関連法案に反対する大学生らのグループ
「ＳＥＡＬＤｓ（シールズ）」が２１日、国会前で集会を開いた。
法案成立を前提とした防衛省の内部資料作成問題について、メンバーからは
「先走って準備を進めており、国民をばかにした態度だ」と批判する声が上がった。

　参加者は「中谷大臣、うそをつくな」「勝手に決めるな」といったコールを繰り返した。

　参加した東京都内の高校２年の女子生徒（１６）は、
この日の参院特別委員会の審議を傍聴したという。
「中谷大臣は後ろの人から紙を渡されて読むばかりで、その場しのぎの答弁だと感じた」と話した。

「議会制民主主義を軽視」　自衛隊内部資料で憲法学者６３人（東京新聞 8月21日）

成立しそうな法案があれば事前に準備しておくのは官僚としては当たり前のことですし、

立法権の侵害に当たらないのに大げさな発言によって一般層を騙そうとしてるわけですが、

安保法案に反対しているのもそうですけど、

直接、安全保障に関わらないので無責任ですよね。


共産党が「軍部独走」の証拠と騒ぐ自衛隊の内部文書、実は順法精神の発露 - Togetterまとめ

名塚元哉 ｜←ホームページ