翁長氏「辺野古建設は絶対不可能」 菅官房長官と初会談(朝日新聞 4月5日)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、菅義偉官房長官と翁長雄志(おながたけし)・同県知事は5日午前、翁長氏の知事就任後初めて会談した。菅氏が計画を進める国の方針を説明する一方、翁長氏は移設反対の考えを改めて訴えた。 会談は約1時間、那覇市内のホテルの一室で行われた。冒頭約30分間が報道陣に公開され、菅氏、翁長氏の順に、約15分ずつ考えを述べた。 菅氏は「日米同盟の抑止力の維持や、(普天間飛行場の)危険性除去を考えたときに辺野古移設は唯一の解決策であると政府は考えている」と移設計画への理解を求めた。また、普天間飛行場が抱える機能のうち、緊急時の航空機の受け入れについて、「九州に移す予定で話を進めている」と述べ、新たな基地負担軽減策を検討していることを明らかにした。 翁長氏は「辺野古は建設できないとの確信を持つ。建設は絶対不可能だ。頓挫で起こる事態は全て政府の責任だ」と、移設に反対する考えを強調。自身が初当選した昨年11月の知事選について「争点は(前知事による辺野古の埋め立てに関する)承認への審判だった。圧倒的な考えが示された」と述べ、移設反対の民意の支持をアピールした。なにがなんでも反対の人を相手にして話が進むわけもないんですが、翁長知事は辺野古移設絶対反対なら普天間の負担軽減除去はどうすればいいと考えているんでしょうかね。また、辺野古に移設させたとして普天間の負担はどれぐらい軽減されるのか、さらに軽減する案はあるのかとかそんなことも考えているのでしょうか。ただ単に反対しているだけなら、そのへんの反対だけ言って後は何も考えてない無責任なサヨクと変わりませんよ。◆クールジャパン機構、KADOKAWAの海外クリエイター育成事業に4・5億円を出資へ(産経新聞 4月5日)日本文化を海外に売り込む官民ファンドの海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)は30日、海外でマンガやアニメなどのクリエイター育成事業を展開する「カドカワ・コンテンツ・アカデミー」(東京)に最大4億5000万円出資すると発表した。日本で不足するクリエイターを育てるとともに、日本のコンテンツに理解の深いファン層の拡大につなげる。 同社は出版大手KADOKAWAの子会社で、現在は台湾とシンガポールで日本のアニメキャラクターのデザイナーなどを育成する専門学校を展開している。 今後はアジアや欧州、オーストラリアなど世界10カ国に開校を目指し、2020年までに5000人の卒業生排出を目標に掲げる。また年内にはインターネットを活用した通信教育も開始する。総事業費は約10億円で、KADOKWAが5億円を出資するほか、紀伊国屋書店(東京)とパソナグループも出資。紀伊国屋書店は国内外店舗で卒業生の作品販売やイベントを、パソナは卒業生の就職支援などを担う。我が国でアニメーターが減っているのは、集中力と体力と時間を必要とするタフな仕事なのに年収200万円程度にしかならないからで、国外のアニメーターを育てるぐらいなら国内のアニメ業界が搾取せずアニメーターにもお金が行き渡るように枠組みを作り変えたり支援することこそがクールジャパンでしょう。アニメーターの賃金が安すぎるのは、絵を描くのが好きなんだから安月給でも満足してやるだろう、という間違った考え方があるからなんでしょうね。