中核派活動家の有罪確定へ 大飯原発警備員を暴行(産経新聞 3月14日)最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は14日までに、福井県おおい町の関西電力大飯原発3号機の警備員に発炎筒でけがを負わせたとして、傷害罪などに問われた中核派活動家の川崎二男被告(63)=静岡市=の上告を棄却する決定をした。懲役2年、執行猶予4年とした一、二審判決が確定する。決定は12日付。 一、二審判決によると、被告は3号機の原子炉を再起動した前日の2012年6月30日、同原発敷地内で反対集会中に警備員の左腕に点火した発炎筒を押しつけ、やけどを負わせた。 公判で被告は「原発を止めるための正当な行為だ」と無罪を主張したが一審福井地裁は「警備員への暴行が再起動阻止にはつながらない」と違法性を認定。二審名古屋高裁金沢支部も支持した。火傷を負わせる暴行をしておきながら、原発を止めるためなら暴力すら正当な行為だと言い張るなんて発想がテロリストそのもの。まあ、中核派はテロリストみたいなもんですけど。◆枝野氏「政権2回目はうまくできる」 安倍首相引き合いに(日経新聞 3月15日)民主党の枝野幸男幹事長は15日、高知市で開かれた県連パーティーで、一度退陣した後に首相へ返り咲いた安倍晋三首相を引き合いに、民主党の政策や政権担当能力に自信を持つよう訴えた。「1回目の教訓を踏まえ、安倍首相でさえ2回目は政権運営をうまくできた。われわれにできないはずがない」と述べた。 首相の政権運営に関し「政策の方向性はめちゃくちゃだが、ずるいというか、うまい」と指摘。民主党も政権転落後、綱領を改定するなどの改革を進めていると強調し「自信を持って戦っていこう」と呼び掛けた。自民党は野党に転落して反省と総括をし、その反省を基に地方を回り有権者の声を効いて、与党に返り咲いたわけです。(まあ、政権運営が全然ダメだった民主党の自爆もあったとはいえ。)ところが、民主党はろくに1回目の失敗の反省と総括もしていないのに、次は上手くいくだろうなんて、どうしたらそんな自信が出てくるでしょうね・・・。有意義な政策議論よりも揚げ足取りで国会の時間を費やすことに熱心な今の民主党を見ていると、2009年に政権をとる前の民主党と変わらず、一度政権を経験したことで成長したとは思えませんし、このような体たらくなままで政権をもう一度任せてみたいとはとてもじゃないが1ミリたりとも思えませんよ。それに安倍政権が2回目の政権運営を上手くできているなら返る必要ないと思いますよ(笑)