衆院選1191人立候補=経済、原発、安保争点―14日投開票へ舌戦【14衆院選】(時事通信 12月2日)争点の第一は経済ですけど、政党も世論調査でも復興の順位が低いのが心配になりますよ。◆NHK世論調査 各党の支持率は(NHKニュース 12月1日)NHKが行った世論調査によりますと、各党の支持率は、自民党が41.7%、民主党が9.6%、維新の党が1.9%、公明党が5.3%、次世代の党が0.2%、共産党が3.5%、生活の党が0.6%、社民党が0.6%、「特に支持している政党はない」が29.6%でした。民主党に9.6%も支持率があることに驚きですよね。民主党政権時代の3年間で何を見てきたのかと思いますよ。今回の選挙、自民党が議席を減らすだろうという予想が多いですが、減った分がどの党に移動するかですよね。前回の衆院選挙では2009年の選挙では民主党支持だったけど、見限った人の中で「でも自民党に投票はいやな人」がみんなの党や維新の党に流れていましたが、みんなの党が消滅しましたし、維新の党も前ほどの支持を得られなくなった今、この2つの党に投票していた人たちもどこに流れるかも興味深いです。◆流行語大賞に「集団的自衛権」「ダメよ〜ダメダメ」(朝日新聞 12月1日)(一部抜粋)選考委員のジャーナリスト、鳥越俊太郎さんは「特定秘密保護法から始まってアベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働も、国民が反対しているにもかかわらず政府は少しずつ推し進めた。それに対して国民の気持ちを最もよく表すのが『ダメよ〜ダメダメ』」と総括した。これが言いたかっただけでサヨクしか熱心に使ってない集団的自衛権を選んだと自ら明かしているようなものです。アベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働のこれらもダメよ〜ダメダメ言ってるのサヨクだけだし。◆Perfume 米国で成功の鍵は2つの「変」(デイリースポーツ 12月2日)11月26日にNHK「紅白歌合戦」の出場者が発表され、女性3人組テクノポップユニット・Perfumeが今年も名前を連ねた。7年連続7回目。すっかり“年末の顔”となった彼女たちが、今年は3度目のワールドツアーで念願のアメリカ公演を成功させた。最終日となる11月15日(日本時間16日)の米ニューヨークでのライブを現地で取材し、北米での成功の鍵は2つの“変”にあると感じた。「変えぬもの」と「変えるもの」だ。1つは「不変」。会場を満員にした3200人は、ほとんどがネット動画などでPerfumeを知った現地ファンだった。日本でのライブでは、MCが長いことで有名。海外ではどうするのかと思いきや、ファンから通訳を募り、海外公演では異例といえる尺をMCに使った。12年のアジアツアーで編み出した“発明”という。 メンバーの動きをファンがマネする「PTA(パッと楽しく遊ぼう)」と呼ばれるライブ恒例のコーナーも、そのまま輸出した。恐らく戸惑った人もいたと思うが、ファンとの距離感を大事にするのがPerfume流。言葉の壁を越えて、海外でも貫いた。 米ロサンゼルス公演には、シカゴ出身の4人組バンドのOK Go(オーケーゴー)が来場。奇抜なPVで知られ、新曲にPerfumeがカメオ出演している。楽屋でのやりとりを、あ〜ちゃんが明かした。「『君たちは本当にすごいパフォーマンスをしていることを自覚しているか?僕たちは、こんないいライブはできない』って、そこまで言ってくれて。日本人が(自国でのライブを)そっくりそのまま(アメリカに)持ってきたことがあまりなかったらしく、演出の部分でも日本と近いことをやらせてもらっているので(よかったです)」 もちろん、最大の持ち味はクールなEDMサウンドと手足の細部にまで神経を張り巡らせたダンスだ。演出面でも機材的に日本と比べ制限がある中、スタッフが奮闘したという。かっこよさと人間味がミックスされた、曲間を含めた彼女たちの自然体が、新鮮さを持って受け入れられたのではないかと感じた。 2つ目は「変化」。どちらかといえば“カワイイ”“アイドル”といったクールジャパン的な人気なのかと思いきや、現地ファンの声は純粋に音楽性を評価するものが多かった。プロデューサーの中田ヤスタカ氏の名前に言及する人も珍しくなく、現地メディアからは「バブルガムポップからテクノポップに成長した」との声も上がった。 その音楽面でいえば、今回のツアーに合わせて、初めて中田氏以外の人が楽曲をリミックスしている。10月末に発売した全米盤収録の「Spending all my time」だ。世界的なベルギー人DJデュオによるリミックスで、NY公演でも1番といっていい盛り上がりを見せたのが、この曲。オリジナルよりも重低音を響かせ、よりダンスミュージックとしての色を強めている。 この変化をあ〜ちゃんは「歩み寄りたかった」と表現した。「それ(中田氏以外のリミックス)をやってきていなかったので少し抵抗はありました。でも、アメリカの方にもス〜と入ってきてもらいたかった」と悩みながら決断したという。 変えぬものは変えない。変えるものは“タブー”でも変える。自分たちの魅力とファンの気持ちを考えた、両極の発想が北米のファンにも届いたのだろう。ニューヨーカーたちは、日本にも負けず劣らずの熱狂で縦揺れし、腕を天井に突き上げていた。 結成当時10代前半だった広島出身の3人は、これからも国境を越えてファン層を広げていくはずだ。海外デビューして上手くいかなかったアーティストって、海外で受けるように日本でやっていないことやりすぎて、そんなのは求めてませんって拒否されちゃったことにあるんですよね。だってファンになった人は日本でやっているパフォーマンスを見てファンになったわけですから、そのまんま同じものが見たいわけですよね。そういう意味で、ほとんど変えず日本と同じことをして海外へ挑戦しているPerfumeやスタッフの判断は正しかったと言えるのではないでしょうか。