昨日からブラジルW杯が始まりまして、開幕戦のブラジル対クロアチア戦の主審と副審を初めて日本人が務め、その開幕戦ではブラジルのオウンゴールが今大会最初のゴールで、波乱の大会になりそうな予感がしたら、前回優勝のスペインがオランダにボロ負けしたりとやっぱサッカーは面白いと眠い目をこすりながら観ていて、明日の日本代表初戦を心待ちにしているわけですが、白熱するサッカー以外で個人的に嬉しいニュースがありました。バリスタの世界大会で日本人初のチャンピオンが誕生しました。コーヒー入れる技「バリスタ」大会 小諸の井崎さん世界一(信濃毎日新聞 6月14日)9〜12日にイタリアで開かれたコーヒーの入れ方の技術などを競う世界大会「ワールドバリスタチャンピオンシップ」で、日本代表として出場した小諸市の井崎英典さん(24)が初優勝した。大会には世界54カ国の代表選手が出場し、日本人の優勝は初めて。井崎さんは昨年の世界大会では予選敗退しており、出場2回目で世界の頂点に立った。井崎さんが勤務するコーヒー豆販売などの丸山珈琲(本店・北佐久郡軽井沢町)が13日、明らかにした。 大会は、欧米のコーヒー関係団体の主催。15分間の制限時間内に、エスプレッソ、カプチーノ、エスプレッソを基にしたオリジナルドリンクをそれぞれ1杯ずつ4人の審査員に提供する。使うコーヒー豆は各出場者が用意し、完成したコーヒーの味や香り、独創性などを審査する。 丸山珈琲によると、井崎さんは南米・コスタリカ産のコーヒー豆を使用。井崎さんが現地を訪問するなどして生豆の生産段階から携わった特別な豆で、英語で審査員に「サトウキビのような甘さやオレンジのような酸味がある」と説明したという。 同大会は2000年から世界各地で毎年開催。井崎さんは昨年9月に160人が参加して東京で開いた日本予選で2年連続して優勝し、昨年に続いて代表となっていた。普段は同社小諸店(小諸市)で商品を販売し、併設するカフェでコーヒーを提供している。ラテアートのみの世界大会なら、日本人の器用さ独創性で過去に数人の世界一が誕生しているのですが、淹れるコーヒーそのもの美味しさもそうですが、英語でのトーク力と立ち居振る舞いの所作、技術力、知識力、素材として選んだ豆をちゃんと活かしきれているか、オリジナルドリンクを作る独創性などコーヒーを淹れる人に必要なすべてを総合したバリスタとしての世界大会で日本人として世界一になったのは今回が初めてです。過去の大会で決勝進出まで果たしたバリスタは数名出ていたのですが、やはり世界の壁は厚く2位が最高でした。井崎バリスタの優勝はアジア人としても初のことなので、これからはアジア人のバリスタにも注目が集まっていくことになるのではないでしょうか。決勝での素晴らしいパフォーマンスをご覧ください。http://new.livestream.com/worldcoffee/events/3076857/videos/53634676