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2014年05月16日(金) 科学的知見の否定意見は表現の自由の侵害なの?

美味しんぼ抗議は「表現の自由侵害」 福島の市民団体(朝日新聞 5月16日)

週刊ビッグコミックスピリッツの人気漫画「美味しんぼ」の
東京電力福島第一原発事故をめぐる描写に対し、
福島県が発行元の小学館に抗議したのは、「表現の自由の侵害にあたる」として、
県内の市民団体が15日、抗議文を佐藤雄平知事に送った。

 県内の子どもたちの「被曝(ひばく)しない権利」の確立を求める
「ふくしま集団疎開裁判の会」など4団体。
「風評被害を助長する」という県の批判に対し、同会の井戸謙一弁護士らは「事実の歪曲(わいきょく)。
(描写は)根拠のない風評ではなく、体験に基づく見解だ」と反論した。


福島県などは出版差し止め請求なども求めていませんし、

合併号の鼻血描写で多くの批判を受けながらも

今週号は休載にならず作者の書いたままの内容で掲載し出版されているので、

(来週号も早売りで手に入れた人の情報では編集部の見解も含めちゃんと掲載されているそうです。)

表現の自由はちゃんと守られていると思うんですけどね。

「体験に基づく見解」というのも、

言っている人達が勝手に放射能の影響と言ってるだけで、

科学的根拠があるわけでもないですし。

科学的知見の否定意見に対して表現の自由を持ち出すのは違うんじゃないでしょうか。

美味しんぼ「健康被害」、異例のスピード抗議 大阪府市(朝日新聞 5月16日)

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マンガで書かれたいた市民団体「大阪おかんの会」は

ブログ内容の使用許可など何の連絡もなく、

ネットで募集し自己申告があったものを集計しただけで、

実際にその人達に会って症状が本当に出たのかまでは確認していないのに、

確認が取れた信憑性のあるデータのように思わせる内容で

雑誌に掲載されたとして困惑しているそうです。










名塚元哉 |←ホームページ