天皇陛下、山本太郎氏の脅迫事件を心配される(読売新聞 11月14日)宮内庁の風岡典之長官は14日の定例記者会見で、山本太郎参院議員宛てに届いた封筒から刃物が見つかった脅迫事件について、新聞記事を読んだ天皇陛下が心配されていることを明らかにした。 山本議員は10月31日の園遊会で陛下に手紙を渡し、山崎参院議長から厳重注意を受けている。お優しい陛下はご自分が迷惑をかけられたとしても脅迫を受けた山本太郎の身を案じたら、左翼連中が「陛下は山本太郎を支持している」とか「陛下に負担をかけたのは自民など自称保守連中」とかいろいろ言ってるんだけどバカじゃないだろうかと思う。ところで、この山本太郎騒動で収穫だったのが、護憲派ほど憲法違反の行動を支持し、いつもは汚い言葉で皇室批判をしている連中ほど、皇室の威厳を最大限利用しているところでしたね。発信箱:好都合なあいまいさ=福本容子(論説委員)(毎日新聞 11月15日)テロリスト、と聞けば、とんでもなく危ないやつを連想する。捕まって当然、とも思う。でもテロリストって誰? こっそり地下で爆弾をこしらえているようなやつら? この夏、イギリスの空港で飛行機を乗り継ごうとしていた28歳の男性がテロ対策法により当局に9時間拘束された。テロリスト? ブラジル国籍のデービッド・ミランダさんだ。ジャーナリストのグレン・グリーンワルドさんが同性婚相手。アメリカによる大規模な盗聴を暴露したエドワード・スノーデン元政府職員の情報をもとに、特ダネを連発した英ガーディアン紙の元記者である。 拘束は、スノーデン元職員からの情報をグリーンワルドさんのために運んでいたかららしい。結局、逮捕はなく釈放されたけれど、パソコンや携帯電話やデータ類を押収された。ミランダさんは不当だとイギリス政府を訴えた。政府の言い分は「スノーデン情報の報道はテロ行為になり得る」。あいまいなテロの定義。取り締まる側に便利だ。 日本でも、あいまいで、使う側に便利な法律を安倍政権が作ろうとしている。特定秘密保護法。国の安全のための秘密保護。もっともな感じの名前だけど、「国の安全を脅かす」の名の下に、何でも秘密のうちに秘密にできる。秘密とはわからないまま情報を取ろうとしただけで有罪になることも。怖くてみんな調べたり話をしたりしなくなる。権力者に不都合な情報が表に出なくなる。 「著しく不当な方法」を使わなければ心配いらないって。でも何が著しく不当なのかがあいまい。解釈次第で正当は不当に変わり、ジャーナリストも市民もテロリストになり得る。今抵抗しないと、取り返しがつかなくなる。特定秘密保護法案について個人的には内容が不十分な法案なので、もう少し議論を深めるべきだと思っていますが、一般人は条文なんか読まないとタカを括って、この件について反対しているのが、抽象論ばかりでたいてい具体例がないし、 たまに具体例を挙げても特殊過ぎて説得力がないか、成立したらこの世の終わりだ的な感じに言っている内容が被害妄想じみて脅迫めいたものばかりで法案の「危険性」とやらを煽っているのはなんだかな〜と思わざるを得ません。普通の市民が特定秘密保護法違反でテロリスト呼ばわりされる確率は皆無に近いんじゃないかと思っているのですが、法案に反対している一般市民の人達は、法案が出来ちゃまずいようなことを日頃からやってるんでしょうかね。知る権利が侵されるなんて言ってるけど、防衛や安全保障に関しては機密にされて当然だと思うし。そもそも、日本の安全保障上の秘密をマスメディアに暴いて欲しいなんてまともな神経の国民なら思わないでしょう。だいたい、ジャーナリストも市民もテロリストになり得るってさ、機密扱いを公表したらそれは立派なテロ犯罪でしょう。 毎日新聞記者は官僚を泥酔させてレイプして脅迫して機密を奪った実績がありますが、またやる予定でもあるのでしょうか。