ウルトラマン :ギネスに認定 派生シリーズ最多で(毎日新聞 9月12日)円谷プロダクションの特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズが、「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」として、世界記録に認定され12日、東京都内で認定式が行われた。「ウルトラマン」(1966年)から最新作「ウルトラマンギンガ」までの27作品が最多記録と認められ、ギネスワールドレコーズ公式認定員のカルロス・マルティネスさんからウルトラマンに認定証が贈られた。 認定式には、ウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガといった新旧のウルトラヒーローたちのほか、ウルトラマンギンガに変身する礼堂ヒカル役を演じる根岸拓哉さんも参加した。根岸さんは「ウルトラマンをやること以上にうれしいことがあるのかと思っていました。ありました。うれしすぎます。非常にうれしいです」と大喜びした。 世界記録の対象作品は「ウルトラマン」(66年)、「ウルトラセブン」(67年)、「帰ってきたウルトラマン」(71年)をはじめ、最新作「ウルトラマンギンガ」までの27作品で、7月20日に認定された。この記録は12日に発売される「ギネス世界記録2014」に紹介されている。 円谷プロの担当者は「今回の記録はこちらから申請したのではなく、ギネス側から今年春ごろに事実確認の問い合わせを受け、資料を提出した」といい、「ちょうど50周年で、光栄だったので、ぜひ認定してほしいと思った。資料提出から時間が空いてからの認定だったので、待ったかいがありました」と喜んでいた。苦戦しているウルトラマンと円谷プロですが久々に明るいニュースですね。ウルトラマンギンガも好評なようですし。ギンガと言えばバンダイのソフビ人形ウルトラ怪獣500シリーズですが、モチロン、スノーゴン、ハンザギラン、バルキー星人、ミラクル星人、アクマニヤ星人とウルトラマニアしかしらない怪獣や星人が発売されて、数年前には考えられない事態になっています。このまま暴走して頂いてヤメタランスやカイテイガガンやノーバやゴラなんかも発売してほしいなぁと思っています。◆東京五輪に北朝鮮高官「成功を」/「政治とは関係ない」(四国新聞社 9月10日)北朝鮮の宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使は、2020年五輪の東京開催が決まったことについて「スポーツは政治と関係のない親善の場。崇高なスポーツの理念に基づき、成功裏に行われることを願う」と肯定的に述べた。停滞する日朝関係への影響については評価を避けた。10日までに共同通信の取材に答えた。 宋大使は、北朝鮮国籍保有者の入国を原則禁止している日本で開催されたスポーツの国際試合に際し、特例が認められ訪日した北朝鮮選手団に日本側から差別的な対応があったと非難。「五輪と朝日関係を直結させてはいけない」と語った。韓国紙 「東京五輪。どうすれば隣国の心からの祝福を受けることができるのか、よく考えるべき」同じ民族なのにこの違いはなんだ?◆東京五輪、決まったからには 招致反対の立場から注文(朝日新聞 9月12日)2020年東京五輪を招致する過程では、幅広い賛否の声があった。「防災の街づくりを」「被災地の復興に意識を」――。開催が決まり、反対を唱えてきた人たちは提言する。 「日本人なら立場に関係なく祝うべきだ」「喜んでないのは非国民」。東京開催決定後、ネット上にこんな書き込みが目立っている。 「なぜ水をかけるんだっていう同調圧力がある。反論しにくくならないか心配してます」。9日、東京都内のイベントでコラムニストの小田嶋隆さん(56)は言った。 「経済効果の期待を、復興や夢という言葉に包んだ違和感」を招致活動に抱いてきたという小田嶋さん。五輪開催に招致委員会は3兆円の経済効果を見込むが、競技施設整備に約4500億円かかる計画が示されている。「お金がどう使われるのか目を光らせたい」 内田樹・神戸女学院大名誉教授(62)は「商業化の進んだ最近の五輪が嫌いで、招致も同じだった」という。1964年東京五輪では、閉会式で選手たちが国籍に関係なく腕を組み、手を振りあった光景が胸に残る。「世界は仲良くできるんだと感動を覚えた」 街頭で隣国を声高にののしる姿が珍しくない今の東京。「本来、五輪は排外主義と相いれない。偏狭なナショナリズムを乗り越え、国民が成熟する機会になるなら開催の意味もある」 評論家の大宅映子さん(72)は開催決定後、テレビ番組で「イスタンブールの方がよかった」と話した。結婚直後に経験した64年東京五輪ほどの熱気がないと感じていたからだ。ただ、元々五輪は好き。「ハード面のみの充実ではだめ。外国客のもてなしなど、センスのいい五輪になってほしい」 「被災地を思えば東京だけ浮かれるわけにいかない」と唱えてきた漫画家のやくみつるさん(54)。「せめて五輪を機に防災に目配りした都市整備が進めば、開催もむだにはならないと思うが」と話す。 東京電力福島第一原発事故の問題に向き合うジャーナリストの津田大介さん(39)は「廃炉への道筋がついてから東北で開催してほしい」と述べてきた。「決まった以上、盛り上がってほしい」と語りつつ、注文をつける。「原発事故の対応に政府が本腰を入れ、東京に来た人が被災地など地方を訪れるような観光動線をうまく作ってほしい」 ドキュメンタリー映画監督の想田和弘さん(43)も、国際オリンピック委員会(IOC)総会で安倍晋三首相が福島第一原発の汚染水事故について「状況はコントロールされている」と述べた発言を踏まえ、「あの発言で原発事故と五輪がリンクした。対応を注意深く見守っていきたい」と話した。 ◇《指摘されてきた2020年東京五輪の主な長所と短所》●長所・経済効果(東京招致委は3兆円と試算)・観光客が増える(招致委は大会中1010万人と試算)・スポーツを楽しむ文化の広がり・首都のインフラ整備促進●短所・東京への一極集中、地方との格差拡大・福祉政策や教育政策が後回しになる可能性懸念や批判の声があって当然なんだけど、出てくるのが毎度の代わり映えしない人達で、サヨク言論界の勢いの陰りが分かるなぁ。