読者5名にプレゼント…ウソ 秋田書店を消費者庁処分へ(朝日新聞 8月19日)「5名様に当たります」はウソだった――。雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、消費者庁は19日までに、出版社の秋田書店(東京都千代田区)に、景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出す方針を固めた。複数の読者に当たると表示しながら、一つも発送していない景品もあったという。読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。 同社は「週刊少年チャンピオン」など若者向け漫画誌のほか、コミック単行本などを出版している。消費者庁は、同社が数年にわたり、複数の雑誌でこうした不当表示を続けていた可能性があるとみている。 関係者によると、不当表示があったのは女性向けの漫画月刊誌で、プレゼントはファッション雑貨や家電製品など。当選者数が「5名」などと記載されているのに、実際にはそれより少ない数しか発送されず、当選者が1人もいない景品も複数あったという。翌々月号などで当選者名を発表していたが、架空の名前を表示したケースもあったという。応募した読者は、景品が届かなくても単に外れただけとしか思わず、これまで問題が発覚しなかったとみられる。 同社は「正式な処分が出るまではコメントできない」としている。なんでバレたんでしょうね?雑誌懸賞の当選者発表で、例えば5名の当選者で2人の名前が記載していて、その横には「ほか3名の方々」となっていることがありますが、子供の頃は本当なんだろうか商品を用意してないんじゃないの?なんて子供心に思ったものですが、小学生の時にコロコロコミックの懸賞で「ほか3名の当選者」に入ってファミコン本体が当たって届いたことがあったので、それからは信用するようにしてたのですが、やっぱりこういうこともあるんですね。雑誌懸賞の他にもカップラーメンなどで限定グッズが1000名様にプレゼントとかありますが、その当選者は「当選者の発表は発送を持って代えさせて頂きます」になっているので、どこまで信用できるものなんでしょうかね。商品が届かなかったら外れたということになりますから。ただ、今のネットの時代じゃ懸賞のプレゼントがネットオークションに出品されたり、Twitterなどで当たった報告を見ることがあるので、商品自体が存在するかとか当たった人が要るのかを調べることは可能ですが、本当に1000名に届いたかとかまでは分からないですよね。秋田書店のチャンピオンはバレてしまいましたが、他の出版社やメーカーも裏では同じ行為をやったことがあるんじゃないかと疑ってしまいますね。