Perfume [ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013 クイックレポート]

アーティスト登場のジングルが鳴り、暗がりのステージを中央に進み出る影が3つ。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013の3日間は遂に大詰めを迎え、
今年のGRASS STAGEヘッドライナーを務めるのは、Perfumeだ。
エレクトロのド迫力ポップ・サウンドがスタートすると共にステージ上はパアッと明るくなり、
あ〜ちゃん、かしゆか、のっちが登場。まずは“Magic of Love”が披露される。
中田ヤスタカ印の楽曲を鋭く、ときには滑らかに捉える、
どこまでも音楽的なダンスに意識を奪われ、“Spending all my time”のイントロでは
あ〜ちゃんが突き抜けるようなトーンで「ロック・イン・ジャパーン！　Perfumeでーす！！」と声を上げていた。
ダンサブルな楽曲と中毒性の高いヴォーカル・フレーズ、
3人のめくるめく動きに目眩を起こしそうになる。
そして……音が鳴り始めるよりも一瞬早く、3人の取るあのポーズに、大歓声が上がる。
ここでおびただしい量のグリーンのレーザーが走り、“ポリリズム”だ。
覚悟はしていたけど、開始3曲で触れる者を圧倒し、心酔させてしまうPerfumeである。

お馴染みの自己紹介を経て、オーディエンスとの「Perfumeです！」コールに
「すごーい！　こんなの聴いたことない！」とあ〜ちゃん。
でも、一日の疲労を抱えたオーディエンスを気遣いながらも
「みなさんもやり尽くしたいんでしょ？　わかりました、楽しませてあげる！」と
期待感を増幅させてくれたり、前年までよりも規模を拡大した
GRASS STAGEについても「パンパンだね！」と誇るように告げたり、
ヘッドライナーの貫禄は既に充分だ。
「ロックっていうものの捉え方が変わっているのかなって。
そのことを、ここにいる皆さんは考えていらっしゃると思うんですよ。
夢とか、信じるものを、想い続けることなんじゃないかなって」と語り、
今度は“マカロニ”“SEVENTH HEAVEN”“心のスポーツ”といった、
意外性のある名曲群も立て続けに披露してゆくのだった。

〈P.T.A.のコーナー〉では、「メガネ！」「コンタクト！」「裸眼！」
「レーシック！」といったコール＆レスポンスや、《食べたら磨く、
約束げんまん♪》を小手調べに、終電の時間を気に掛けながらの
「今 何時？」「そうね だいたいねー！」の“勝手にシンドバッド”や
TRF、B’zのキラー・フレーズを散りばめ、「J-POPだいすきー！」とヒートアップ。
背景のLEDパネル・スクリーンに映し出される映像効果や極彩色の照明を背負い、
新たに作ったという純白地の衣装の3人が“だいじょばない”、“エレクトロ・ワールド”、
“チョコレイト・ディスコ”と強力なダンス・チューンの数々も放ってゆく。
「次の曲は、みんなで作る曲です。この前、ワールド・ツアーに行って来たんですけど、
音楽に国境はないっていうじゃないですか。
本当に、国籍も、人種も、ジャンルも、性別も越えて、楽しみたいっていう気持ちだけで繋がれるんです。
今日、Perfumeを初めて観るって人もたくさんいると思うんですけど、
その人たちとも繋がって帰りたい！　後ろの方の人もちゃんと見えてるけんね！」と、
無数の掌がフィールド一面に高くかざされ、感涙の“MY COLOR”で本編のフィナーレである。
フルスロットルでダンスをレクチャーしながら、
現実とは思えないスケール感の一体感を生み出してしまった。

満場のアンコールに応えて3人が再登場すると、
あ〜ちゃんは「今、お世話になっているマネージャーさんは、
売れなくて広島に帰されそうになったときにも繋ぎ止めてくれたんだけど、メタルが好きでね。
でも、かっこいいものはかっこいいんだよって言ってくれて、
信じてくれたから、ここまでやってこれました」と語り、
信念の強さ、大きさを改めて全身で描き出す“Dream Fighter”を披露する。
あの3人は、まるで全身が楽器だ。
いつものように揃って深々と礼をすると、
「今日のことは忘れません！　みんなも忘れんでね！　
今日を糧に、明日からも頑張ってね！　私たちも頑張るけん！」と言い残し、
想像以上のスペクタクルと、それを現実のものにする原動力のパフォーマンスは幕を閉じた。

ロッキン凄かったんだね pic.twitter.com/1ZybCS6Uhc

— BUMP男 (@BUMP_MEN) August 4, 2013

Perfumeがパフォーマンスしている時の写真ですがスゴイ人数で、

いったい何万人がPerfumeのパフォーマンスに酔いしれたのでしょうか。

野外フェスに招待されるようになって5年目、

最初の年は小さなステージでオープニングアクトを務め、

そこから毎年ステージが大きくなり、

入場規制が毎年発生するということがあっての、

5年目でついに大トリを務めるってスゴイことです。

最初は、なんでアイドルがロックのフェスに出るんだよ！なんて馬鹿にされていましたが、

今や、そんなことを言う人はいません。

なぜなら、彼女たちのパフォーマンスを見れば一目瞭然、

Perfumeがやっていることはロックだからです。

Perfumeはデビューした時から予算も露出もないなかで、

小さなことからコツコツと積み上げて自分達の力で人気と実力を獲得し

海外でもライブできるほどになったのだから本物の人気者でアーティストですね。

ワールドツアーを経験し、さらに進化をするPerfumeから目が離せないと思っていたら、

こんな喜ばしいニュースが舞い込んできました。

Perfume新作アルバム発売日決定、CMソング詳細も（ナタリー 8月6日）

Perfumeのニューアルバム「LEVEL3」の発売日が10月2日に決定した。

イベントなどのMCで秋にニューアルバムを発表することを告知していた彼女たち。
「LEVEL3」は2011年11月にリリースされた「JPN」から約1年10カ月ぶり、
ユニバーサルミュージック移籍後初のオリジナルアルバムとなる。
ワールドツアーを経て進化を遂げた3人の新作とあって、
日本だけでなく海外からも注目を集めることになりそうだ。
詳細は追ってアナウンスされる。

なおPerfumeは12月に約16万人を動員するドームツアーを東京と大阪で開催する。
アルバムの世界を体感したい人は足を運んでみよう。

さらにアルバム収録曲「Party Maker」が、
本日8月6日から放送の本人たちが出演するエーザイ
「チョコラBBスパークリング」のCMソングに決定した。
「Party Maker」はアッパーなダンスチューンで、
CMの放送にあわせて着うたの配信が始まっている。

CMではメンバーが「チョコラBBスパークリング」を飲むと、
着ている白のワンピースが黄色に変わっていき、同商品のコンセプトである
「キレイ速攻チャージ！」が体現されていく様子が映し出される。
またCMで3人は軽快な「Party Maker」にあわせて踊っているほか、
クールな顔から大人かわいい一面までさまざまな表情も見せている。

アルバムの発売日の発表がキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ ！！！！！

移籍してからの発売されたシングルA面曲4曲が収録されますが、

他にも「Party Maker」も含めてアルバム用に書き下ろした新曲や

アルバム用にリミックスされた曲も楽しみなところです。

そして、アルバム収録曲「Party Maker」がCMソングとなり、

イメージキャラクターとなったチョコラBBのCMも今日からOA開始！

TVCM「キレイ速攻チャージ」篇 ｜ CMギャラリー ｜ エンタメ ｜ チョコラドットコム

CMなんだけどKIRIN氷結と印象が変わらんｗ

もっと、こう働く女性が健やかに美しくって感じのCMでも

良かったんじゃないかと個人的には思います。

来週にはこれまでに発売されたライブDVDのBlu-ray盤が6枚発売されますし、

12月のドームライブまで楽しみがつきません。




◆広島６８回目の原爆忌…平和宣言で「絶対悪」（読売新聞 8月6日）
広島市長「原爆と原発は別」　平和宣言　区分け重要性盛る　本紙インタビュー（産経新聞 7月26日）

広島市の松井一実市長は「原爆の日」の８月６日に営まれる同市の平和記念式典で読み上げる
「平和宣言」に、原爆と原発事故は別物との認識を明確にしたうえで、
エネルギー政策に関する内容を盛り込むことが２６日、分かった。
産経新聞のインタビューに応じた松井市長は「核兵器反対がなかなかうまくいかないから、
（原発の）放射能被害で参りましょうかという、駆け引きには使わないでほしい」と述べ、
原爆と原発を同一視して論じることに不快感を示した。

　松井市長はインタビューで、福島第１原発事故の被害者について
「放射能被害に対しての心配は分かる」と理解を示したうえで、
原爆と原発の違いに言及。「人殺しのための絶対悪の核兵器と、
人間のエネルギー造成のために使う技術は、きちっとした区分けが重要。
一緒にしないでくださいということ」と説明した。

　また、原発について「問題があってもずっとやれということではない。
国民の経済生活やエネルギーの確保、料金問題などを考え、
再生可能エネルギーとのバランスをどうしていくか。
政府がそこをしっかり国民に説明して解決すべき問題だ」と述べた。

　松井市長は平成２３年４月に就任。過去２回の平和宣言でも「脱原発」に踏み込まず、
「市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立すること」を求めてきた。

　昨年の平和記念式典では、平和記念公園の会場周辺に市民団体が多数集結し、
「再稼働やめろ」などと叫ぶ場面があり、
出席者らが原爆死没者に黙祷(もくとう）をささげる最中も、声をあげていた。

広島の松井市長が「原爆と原発を一緒にして考えないでほしい」と言っているにもかかわらず、

今日のNHKの平和式典を生中継で伝える番組は、

原爆で被曝した人と原発事故で避難した人を絡めて報道していましたね。

市長の意思を思いっきり踏みにじっているとしか思えないのですが。

市長の平和メッセージは良かったですね。

最初に被爆者への差別と風評被害の残酷さを語っておられましたが、

福島を意識されていると思いました。

名塚元哉 ｜←ホームページ