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2013年03月08日(金) 脱原発を求める前に原発をテロから守ることを求めるべきだろう。

Perfume、「徹子の部屋」初出演 特別仕様の椅子で美脚強調(モデルプレス 3月8日)

3人組テクノポップユニット・Perfumeが、
8日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演した。

色違いのミニ丈衣装で登場したPerfumeは、おなじみのソファではなく、
「きれいなおみ足を存分に観ていただけるように」(徹子)と
特別に用意された丸椅子に着席。
徹子は「本当にお美しい可愛らしい3人」と興味津々で、
「かしゆかです」「あ〜ちゃんです」「のっちです」
「3人合わせてPerfumeです!」というお決まりの挨拶には、
「ほぉ〜」という反応を見せた。

NHK「紅白歌合戦」5年連続出演を決め、結成13年を迎えたPerfumeだが、
現在に至るまでには長い下積み時代があった。
広島県のアクターズスクールで意気投合し、ユニットを結成。
当時は真冬の街角で300枚チラシを配りPRしたが、ライブの観客は2人のみだったという。
しかし、そんな不遇の時代も「無我夢中だった」という3人。
「チラシをすぐ捨てられて、いっぱい踏まれてるのも見たけど、
マイナスな言葉は全然出なくて。自分たちの無力さを知りました。
でも見てもらえないのが当たり前だと思ってたので、全然苦じゃなくて、
楽しかったです」(あ〜ちゃん)と笑顔で振り返った。

また、Perfumeが主題歌を担当した
「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」(3月9日公開)にちなみ、
ドラえもんトークでも盛り上がったPerfumeと徹子。
徹子は最後に「紅白で拝見していた時は、どういう方かよくわからなかったんですが、
今日は3人の個性がわかって楽しかったです。可愛らしい」と
メッセージを送り、番組を締めくくった。


いつものように明るく上品に振舞うPerfumeの3人に

徹子ちゃんも好印象と興味を持って接してくれていたのが、

お顔の表情や声のトーンでも分りました。

徹子ちゃんは興味がないと自分のテンションが下がるし、

酷い時はゲストをぞんざいに扱いますからね(笑)

徹子ちゃんのムチャ振りもありましたが、

綺麗なおみ足を視聴者に見てもらおうと、

わざわざ別の椅子をご用意してくれたりなどなど、

13年前の結成時代から現在までの話など

Perfumeのいいところを余すところなく伝えてくださったので、

最後まで和やかに番組が進みPerfumeを知らない人にでも充分に魅力が伝わった内容でした。

番組が終わった後に爽やかな気持ちになりました。


テロとミサイル攻撃―脱原発こそ最良の防御だ(朝日新聞社説 3月8日)

原発テロを想定した訓練を請け負う会社が米国にある。

 レーザー銃で「武装」した模擬部隊を編成し、実際に原発に突入する。
迎え撃つのはやはりレーザー銃を持つ発電所の警備隊。
レーザーが当たれば相手は倒れる想定だ。
テロリストに原発が占拠されるか、警備隊が勝利して安全を守りきるか。

 米原子力規制委員会(NRC)が最低3年に1回、
原発で行う「フォース・オン・フォース」という訓練だ。

 演習後、NRCは徹底的に発電所の成績を評価する。

 2001年9月11日の同時多発テロ以来、米国では原発へのテロを警戒し、
全電源喪失に備えた機材の追加と訓練の強化を104基の原発に義務付けた。

 今、それでもテロ対策として十分ではないという声がある。
福島第一原発の事故が敵に弱点をさらけ出したからだ。

 バックアップ機能も破壊し水と電気を遮断すればテロリストは福島の危機を再現できる。

 使用済み核燃料の貯蔵プールが原子炉格納容器の外にある原発は、
安全確保が不十分である。米NGO「憂慮する科学者同盟」の上級研究員、
エドウィン・ライマン氏は福島が示したアキレス腱(けん)をそう指摘す
る。

■次の脅威への備え

 米国の原発は、脅威の大きさに応じて設計基準を見直す
「DBT」(設計基礎脅威)という考え方をとる。

 テロや事故で原発の弱点が明らかになれば脅威のレベルはあがり、
基準が修正される。福島の事故の後、NRCは改善策の導入をすすめている。

 サイバー攻撃への警戒も高まる。システムに侵入され、
電源系統の遠隔操作によって冷却機能がまひする恐れもある。

 9・11以後、施設の改善に業界全体で12億ドルをかけたという
米原子力エネルギー協会(NEI)は
「世界貿易センター(WTC)に比べて核施設は小さく、
飛行機によるテロ攻撃は困難だ。
サイバー対策はネットを外部から孤立させれば心配ない」と説明する。

 しかしサイバーテロに詳しい米科学者連盟のチャールズ・ファーガソン会長は
「USBメモリーを持ち込めば、システムをウイルス感染させることはできる。
相手は表も裏もある人間なのだから」と警鐘を鳴らす。

 高まる脅威にどこまで対策を打つか。
国際テロの再発防止に大国の威信をかける米国ですら、
見えない敵への対処法は暗中模索である。

■ジレンマの中の日本

 2月、日本の原子力規制委員会の緊急事態対策監がNRCを訪ねた。
7月に策定する原発の新安全基準の骨子を説明し、意見を求めるためだ。

 新基準の柱の一つがテロ対策だ。航空機激突で全電源が喪失する。
その時に備え、原子炉を冷却するため電源設備を分散して配置する。
100メートル以上離れた所に第2制御室も必要――。

 これらの過酷事故対策を、今までのように電力会社まかせにせず、法律で義務化する。

 日本はすでに国際原子力機関(IAEA)の核物質防護勧告に基づき、
立ち入り制限区域の設定や重要施設周辺の柵、カメラなどの設置を進めてきた。

 だが、今月4日に開かれた規制委の核セキュリティーに関する検討会の初会合では、
原発で働く作業員の身元も精査されていない実態が報告された。

 日本は他国から核セキュリティー後進国とも指摘される現状を、
まず認識する必要がある。

 他方で、民間警備員も武装する米国方式をそのまま導入するのは無理がある。
では、どんな危機対応が最適なのか。ジレンマの中にある。

■核燃料は特殊容器に

 「ミサイルで日本の原発を攻撃すれば、広島型原爆の320倍の爆発が起こる」。
北朝鮮の朝鮮労働党幹部がこう講演したと、韓国のネットメディアが昨秋、報じた。

 真偽は定かではない。だが現実に日本海沿岸のものを含めて多くの原発が、
北朝鮮の中距離弾道ミサイルの射程内に入る。

 2007年、イスラエル空軍の戦闘爆撃機がシリアに侵入、
東部の核施設を空爆したとされる。原発攻撃は、あり得ない話と切り捨てられない。

 国内の原発などには1万数千トンの使用済み核燃料がある。
原発を再稼働すれば、新たに使用済み核燃料が出てくる。

 どうすべきなのか。100%の迎撃率を望めないミサイル防衛に命運はあずけられない。
テロ対策を無限に拡大するわけにもいかない。

 リスクを減らすには、やはり、原発をできるだけ早く減らしていくしかない。
同時に、プールにある使用済み核燃料を空冷式の頑丈な容器に移し変えていくことも必要だ。

 安倍政権は、民主政権の「30年代の原発ゼロ」の白紙化を強調する。再稼働にも前向きである。
原発攻撃へのリスクをどう考えてのことだろうか。


原発への攻撃の対策を考えるのは必要ですが、

万が一にもミサイル一発が原発に撃たれるテロが起これば、

被害が云々の前に戦争状態に突入みたいなものだから、

それどころの話でなくなってしまうわけだけど、

朝日新聞的には過去の新聞にも書いていたように

ミサイルが1発だけなら誤射の範囲とでも言うんでしょうかね。

2002年2月4日朝日新聞朝刊



「原発を狙うようなテロをやれば相手国を焦土にする」この報復力が抑止であって、

フランスなどは原発を守るように軍隊も配備されています。

原発を残すのか廃炉に進めていくのかのどちらであっても、

まず、やるべきことは自衛隊が原発の周辺を守り固めるように

憲法を改正するか特例法案作りをするべきではないでしょうか。










名塚元哉 |←ホームページ