<新首相>衆参両院本会議で自民安倍総裁を指名(毎日新聞 12月26日)第2次安倍内閣の閣僚名簿発表(読売新聞 12月26日) 第2次安倍内閣の閣僚名簿が26日夕、発表された。▼総理 安倍晋三▼副総理・財務・金融 麻生太郎▼総務 新藤義孝▼法務 谷垣禎一▼外務 岸田文雄▼文部科学 下村博文▼厚生労働 田村憲久▼農林水産 林芳正(参)▼経済産業 茂木敏充▼国土交通 太田昭宏(公明党)▼環境・原子力防災 石原伸晃▼防衛 小野寺五典▼官房 菅義偉▼復興 根本匠▼国家公安・拉致問題・国土強靱化・防災 古屋圭司▼沖縄・北方 山本一太(参)▼消費者・少子化 森雅子(参)▼経済再生・一体改革・経済財政 甘利明▼行政改革・公務員改革 稲田朋美安倍新首相、「全閣僚が復興大臣として心がけよ」と指示(FNNニュース 12月26日)第2次安倍内閣の顔ぶれが発表され、ほぼ報道の通りという顔ぶれでしたが、事前に情報が漏れすぎじゃないでしょうか。第2次安倍内閣の顔ぶれを見ると、その分野に精通している人を抜擢しており重量感のある内閣となっています。この顔ぶれを見ると、民主党のオールスター内閣や適材適所内閣の持ちあげられっぷりはなんだったのかと思うわけですが、今回の内閣の顔ぶれを見て、メディアの一部は「お友達内閣復活」だと批判していましたが、お友達の何がいけないのかサッパリわかりません。政策運営をしていくわけですから、気心の知れた人や考え方が近い人を起用するのは当然のことではないでしょうか。民主党のように、派閥(なぜかメディアは派閥をグループと呼んでましたが)に気を使って、適当に大臣を選んだ結果、閣内で意見がバラバラになって政策を進める上において立ち行かなくなったり、小沢に気を使ったりして、その分野にサッパリなど素人の糸川氏や田中直樹氏を防衛相に起用して、防衛に混乱と支障をきたしたことに比べれば、その分野に精通した気心の知れた人や考えの近い人を起用するほうが数万倍マシではないでしょうか。まあ、失言の多い石原伸晃氏が原発担当大臣なのは大丈夫なのかという気がしますが、第2次安倍内閣は、まずこの1年が重要ですね。隙あらば引きずり降ろしたい連中がメディア含めてウジャウジャいますから、今日もさっそく「麻生氏は漢字の読み間違いが心配」とか言ってましたが、民主党の大臣は漢字が読めても、経済も外交も時代の空気も読めなかったのが大半だったわけで、いくらメディアが頭の悪い批判をしようが、地に足をついた政権運営を進めれば評価という結果でついてくるのですから。◆<未来の党>亀井静香議員が離党へ(毎日新聞 12月26日)未来 嘉田代表が年内にも分党で調整(NHKニュース 12月26日)日本未来の党の嘉田代表は、党役員の人事を巡って、小沢一郎衆議院議員に近い議員との対立が深まり、このままでは事態の収拾が図れないとして、年内にも党を分党する方向で調整を進めています。日本未来の党の役員人事を巡っては、嘉田代表が阿部知子衆議院議員を共同代表にする一方、小沢一郎衆議院議員を顧問とする案を示しましたが、小沢氏に近い議員は、小沢氏を共同代表にすべきだと反発していて、党内の対立が深まっています。これを受けて、嘉田代表は、このままでは事態の収拾は図れないとして、年内にも、円満な形で党を2つに分ける、分党する方向で、すでに、みずからに近い飯田哲也代表代行が小沢氏と会談を行うなど、調整を進めています。日本未来の党は、発足から僅か1か月で、存続が危ぶまれる事態になりかねない見通しです。亀井静香氏も離党した今、未来の党で衆参含めて非小沢系の議員が阿部知子氏1人しかいないんだから、ちっとも円満になっていませんね。「国民の生活が第一」では支持率が1%以下だったので、このままでは小沢もそれについていった信者議員も自分の生活が危なかった。そこで「小沢くんを救う会」として嘉田氏が作った未来の党にくっついてはみたものの、ほとんどの議員に未来なんてものはなく落選の憂き目にあった。党としても役に立たなかったことに加えて、「神輿は軽くてパーがいい」と嘉田氏を担いでみたもののルーピー鳩山由紀夫より自我が強く操縦不能だったし、極端な脱原発は、ほとんどの国民からそっぽを向かれており使い物にならないので、小沢は「ばあさんは用済み ばあさんはしつこい」と嘉田氏を捨てることに決めたのでしょう。未来の党の未来はなかったわけですが、まあ、小沢派にすりゃ小沢一郎教祖様が一番偉いわけで、教祖の言うことを聞けない者は粛清される運命。こういう結果になるのは予想してましたが、それにしても崩壊が早すぎですね(笑)