“腕にタバコの火20回以上”被害届(NHKニュース 8月6日)仙台市の高校2年生の男子生徒が、同級生から腕にタバコの火を20回以上にわたって押しつけられるなどの暴行を受け登校できなくなったとして、6日、警察に被害届を出しました。被害届を出したのは、仙台市内の私立高校に通う16歳の男子生徒です。家族や支援団体によりますと、男子生徒は、去年11月ごろから同級生4人からいじめを受けるようになり、「根性焼き」と称して腕にタバコの火を20回以上押しつけられたほか、殴る蹴るなどの暴力を受け、先月から学校に登校できなくなったということです。警察は被害届を受理しました。男子生徒の母親によりますと、今月3日に学校で話し合いがもたれ、同級生がいじめの一部を認めて謝罪したということですが、その後、学校が「腕の傷によってほかの生徒が動揺する」として、男子生徒に対して、6日までに自主的に退学してほしいと伝えてきたということです。学校は「いじめの有無や退学を求めたかどうかを含めて、現時点でのコメントは控えたい」としています。家族を支援している全国いじめ被害者の会の大沢秀明理事長は、「いじめを受けた側が退学させられるようなことはあってはならない。今後、学校や警察の対応をしっかり見ていきたい」と話しています。NHKニュースでは、暴行を受けていた被害者生徒の腕の写真が出ていましたが、まるで水玉模様のようにやけどの跡が無数にあって生々しい傷跡でした。この件で意味が分らないのが、なぜ、暴行を受けた被害者が自主退学を迫られなければいけないのでしょうか。あと、警察は被害届を受理したのですから暴行を認めた加害者は傷害罪で逮捕するべきです。◆野田首相、不信任案否決に自公の協力期待(News i 8月5日)民主党は衆院で与党過半数を持っているのだから、自公が不信任案に賛成しようが、 衆院の民主議員が全員反対すれば過半数で否決されるのに、 自公の不信任案否決協力を期待するってのもおかしな話です。 自民あすにも不信任・問責案提出で調整(News i 8月6日)政局は今週、ヤマ場を迎えます。自民党は野田総理が早期に衆議院を解散すると確約しない限り、7日にも内閣不信任決議案と総理に対する問責決議案を提出する方向で調整に入りました。Q.解散の時期の明示がない限り、内閣不信任案や総理問責となるのか? 「そういう議論が極めて強くなってきていると思う」(自民党 谷垣禎一 総裁) 自民党の谷垣総裁は6日朝、一体改革関連法案の参議院での採決の前に野田総理が解散の時期を明示しない限り、内閣不信任案や問責決議案を提出すべきという意見が党内で強くなっていることを強調しました。自民党幹部はJNNの取材に、7日にも不信任案と問責決議案を提出するという見通しを示しているほか、谷垣総裁に近い幹部は3党合意をまとめた党内の実務者らに対し、「合意を破棄せざるを得ない状況となりつつある」と伝えています。 一方、政府・民主党は自民党が求めてきた今週中の採決については受け入れる方針で、午後にも自民党に対し具体的な日程などを提示する見通しです。民主党内では内閣不信任案が出されても可決される可能性は低いという見方が強くなっています。また、藤村官房長官は会見で、事態を打開するため民主・自民・公明の3党の幹事長レベルの会談が行われるという見通しを示しました。なんだかんだ言いつつ、自公は消費税上げるまでは協力するんじゃないでしょうか。増税というのは確実に支持率を下げる政策ですから、自分たちが政権担当でない時に法案を通しておきたいのがミエミエですし、それに、増税反対で先に不信任案を提出を検討しているみんなの党をはじめとする野党5党が自公より先に不信任案を提出した場合、消費税法案で民主に協力しながら、提出した野党に同調なんかしていたら、それこそマスメディアからの批判の的になってしまいます。だから、他の党の提出した不信任案には賛成できないでしょう。逆に自民が不信任案を先に出したとしても、他の増税反対の野党が乗ってくるのか疑問です。そして、解散を確約させても嘘つきの民主党がそれを守るかどうか。9月に民主党の党首交代で野田首相から他の人にチェンジして、来年の選挙までズルズル続くことだってありえます。