小沢元代表、消費増税「賛成とはいかない」 首相との再会談は否定せず(ロイター 5月30日)民主党の小沢一郎元代表は30日昼、野田佳彦首相との会談終了後に記者会見し、首相が消費増税関連法の成立に協力を求めたのに対し「賛成とはいかない」と述べ、反対の姿勢をあらためて示した。再会談の可能性は否定しなかった。 小沢元代表は首相との直接会談で「国民に大きな税負担をさせる前に、政権としてやることがある」として、消費増税に向けた問題点として、1)地域主権改革などを通じて無駄を排除し、政策運営の財源をねん出するとの公約が進んでいない、2)社会保障・税一体改革で消費増税だけが前面に出ている、3)ユーロの不安定な状況が進展して世界不況になりかねず、日本は震災の復興途上にある、ことなどを主張。消費増税に「賛成か否かと問われれば、賛成とはいかないのが国民の大多数の思い。大増税の前にやるべきことをやるのが、民主党政権の責任だ」と首相に伝えたことを明らかにした。一昨日の野田首相と小沢の会談を受けて、昨日の小沢政策勉強会でこのような発言がありました。<小沢元代表>「国民の理解は我々に」(毎日新聞 5月31日)民主党の小沢一郎元代表は31日昼、自らが会長を務める勉強会であいさつし、消費増税法案に「現段階では賛成できない」と明言した30日の野田佳彦首相との会談について、「国民の理解と支持は我々にあると確信している」と語り、譲歩する考えのないことを強調した。 元代表は「税負担の前にやるべきことがあるというのが国民の大方の胸の内ではないか」と行政改革などを優先すべきだと主張。再会談については「また話し合うかは分からないが、代表(首相)から呼ばれればいつでも結構だ」と語った。勉強会には衆参両院の議員約100人が出席した。このデフレの中で消費税増税は反対ですが、だからと言って小沢を支持するかは別の話しです。 増税反対の小沢に国民が理解と支持を示しているんじゃなくて、増税反対の国民が多いので、これは票に繋がると本当は増税論者の小沢が、それを隠してすり寄ってきてるだけですが、野田首相と小沢のどちらに主張に分があるかと言えば小沢です。 マニュフェストを反故にした挙げ句に、必要なしと言った増税をやるのは背信だと言っているんですから。ただ、「どうしても増税したいなら解散して信を問え」とか国民の支持があるなら離党しても支持がついてくるわけなんだから、「小沢派の議員を大量に引き連れて離党する覚悟はできている」ぐらいのことを言えない所が小沢の限界というか、強がっていても今の自分はほとんど支持されてないってのを理解しているのかもしれません。◆外国人の地方選挙権、「特別永住者」に限定 民主が検討(朝日新聞 5月31日)民主党は30日、党内で検討している永住外国人への地方選挙権の付与について、対象を日本と国交のある国の「特別永住者」とする方向で検討に入った。日本の旧植民地出身の在日韓国人が中心となる。ますますあかんやん。だいたい「当別永住者制度」って2代までのはずなのに、在日韓国人3世以降にも引き継がれて続いていること事態が異常だし、他の外国人に対する差別です。それに地方参政権を与えたら次は国政にと進んで行くことは目に見え明らか、だから地方参政権を含め外国人に参政権を与えるのは絶対に反対です。