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2011年12月05日(月) 子供への教育より政治活動に熱心な教員は要らないよ。

大阪の反・君が代教師粛清で「採用拡大か」と教員志望者期待(NEWSポストセブン 12月5日)

大阪のW選挙で大阪維新を掲げた橋下徹氏が圧勝、
その一方で想定外の大敗を目の当たりにして、
大教組(大阪教職員組合)関係者の選挙中の悲壮感は「悲観」に変わっていた。 
大教組関係者はこう漏らした。

「W選挙では橋下阻止のために我々が活動したことは否定しない。
教育の自由を守るための行動だ。だが、敗れた今となっては、
いくら“教育の自由”を叫んでも府民は関心を持たない。
今後は“一公務員”として耐えていくしかないのか」

橋下氏が率いる維新の会は、政治主導で教育改革を図る
「教育基本条例」の成立をW選挙の公約に掲げた。
同法案は去る9月に市議会で廃案となったが、橋下市政で再提案されるのは確実で、
橋下後継となった松井一郎・府知事も、府議会での年度内成立を明言した。

法案の“肝”は、教員の人事評価や指導力不足教員の整理など、教師の身分保障に踏み込んだ点にある。
評価を行なう校長や新設の「学校協議会(※)」の委員を外部登用するなど、
“無能教師”の追放が可能になるとされ、「君が代斉唱」を拒否する教員も処分対象となる。

だが、大教組に動揺が広がる一方で、主戦論を唱える勢力も健在だ。
府立高のベテラン教員は、徹底抗戦の構えを見せる。

「最初に白旗を揚げたら、ずっと言いなりになってしまう。
デモや署名で世論を盛り上げ、議会で条例を廃案に追い込むつもりです。
国歌斉唱はしない。私みたいな教師は遅かれ早かれクビ。
でも、教員をいっぺんに大量解雇すれば、教育再生どころか大阪の教育はストップする。
そこまでの覚悟はないでしょう」

だが、“戦争”なら橋下市長のほうに一日の長がありそうだ。
橋下氏の政策ブレーンの一人にベテラン教員の発言をぶつけると、
「ぜひ、そうしていただきたい」と笑みを浮かべた。

「教職員が“いい子”に変わってしまうと一番困る(笑い)。
面従腹背の者をクビにするにはいろいろと理屈が必要になるからです。

多くの人が勘違いしているが、橋下さんの狙いは、教員に君が代を斉唱させることではなく、
教える能力のない教師に退場していただくということ。
極端な話、“丁寧な授業をする先生なら、君が代を歌わなくてもいい”とさえ考えている。
そんな教師は滅多にいないと思いますけど……」

こうした橋下手法に賛否はあるが、大阪の教育が“お寒い状態”なのは事実だ。

全国学力テストでは、大阪は小学校・中学校ともに全国平均を大きく下回り続けている。
そこで橋下氏は「危機感と競争意識を教員に持たせなければならない」と、
学力テストの学校別成績の公開を掲げ、
“子供たちの学力を向上させられない教員はいらない”との姿勢を崩さない。

橋下氏の強気を支える理由がある。

「この不景気の中、一昔前は給料の高い民間企業に就職していた
優秀な学生の間で教員志望が強まっている。だが、採用枠が少ないために、
免許を持ちながら教壇に立てない“教員待機者”が全国に溢れている。
橋下氏はそうした人材を採用しようとしている。
だから大量解雇しても困らない」(文科省OB)

すでに教員志望の学生の間では、選挙結果を受けて
「大阪府の採用枠が拡大されるからチャンス」との噂が駆け巡り、
「校長の公募にも民間から優秀な人材が名乗りを上げている」(府庁関係者)という。
時ならぬ“教員志望バブル”が起きようとしているのだ。

「教員の大幅入れ替えをすれば大教組の組織率はさらに下がる。
部活動の指導にも熱心な若い先生を採用したほうが、
よほど子供のためになる」(前出のブレーン)


あれ?組合員どもは橋下氏が当選したら総辞職するって言ってなかったっけ?

まあ、橋下氏が当選したら、

「橋下の独裁による教育改悪から子供を守るために戦う!」とかカッコイイこと言って

本当は辞める気なんて微塵も無かったのは予想出来てたけどさ。

>「W選挙では橋下阻止のために我々が活動したことは否定しない。

堂々と公言してるけど、公務員の政治活動は違法で禁止で、

これだけでもクビに出来る材料でしょう。

文部科学省教職員等の選挙運動の禁止等について

教職員等の選挙運動の禁止等について
教育の政治的中立性の原則に基づき、学校において特定の政党の指示又は反対のために政治的活動をすることは禁止され、
さらに選挙運動等の政治的行為の制限等についても公職選挙法及び教育公務員特例法に特別の定めがなされているところです。

公職選挙法第一三六条の二
公職選挙法第一三七条
地方公務法第三六条及び国家公務員法第一〇二条
教育公務員特例法第二一条の四
公職選挙法第二三九条第一項第一号及び第二三九条の二第二項



>教育の自由を守るための行動だ。

「教育の自由」は教育を受ける子供達の自由であって、

こいつらの言う“教育の自由”は、

自分の思想信条にまかせて好き勝手したい“教育機関に携わる俺達”の自由だから、

子供達はこいつらの活動に利用しているだけ。

これまで生徒に「国歌は歌うな」「国旗は敬うな」「愛国心は持つな」と強制しておいて、

何が自由な教育なんでしょうかって話ですよ。

>デモや署名で世論を盛り上げ、議会で条例を廃案に追い込むつもりです。

橋下氏を選んだ府民が何であんたらに賛同するなんて思ってるんだ?

思考回路がどうなってるのかさっぱり分からん。

だいたい、こんなおかしな主張をしている連中に一般人がついてくるわけないし。

きょうの潮流(しんぶん赤旗 11月20日)

(一部抜粋)
「君が代」の伴奏を強いられた音楽教師は、ストレスのあまり胃から出血し緊急入院。
動脈の8カ所で止血を施すほどの重症でした。

良心の自由と強制の間で苦しむ心の危機を、「君が代症候群」とよぶ野田さん。

大阪の教育基本条例案に反対するアピールの、よびかけ人でもあります


当人達にとっては思想の自由だなんだって思っていても、

周りの普通の人から見れば、

国旗国歌で過去の戦争が中国や韓国の痛みが〜云々とか言われても、

戦後60年以上経って何言ってるのって話で、

歌ぐらいで喚いてるのが異常に見えるし、

そもそも、日本に住んで国から給料を貰っている公務員なのに

国旗国歌を拒否する連中の心象が理解できるわけでも良くなるわけもなく、

職業は選べるんだから身体壊すなら辞めた方がいいよって言われるのがオチです。

今後は、解雇されたら「不当解雇」で騒いで裁判になる流れが目に見えてますね。











名塚元哉 |←ホームページ