「妖怪人間ベム」10月から初実写ドラマ化 (1/2ページ)(サンスポ 8月10日)KAT−TUNの亀梨和也(25)が、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「妖怪人間ベム」(土曜後9・0)に主演することが9日、分かった。1968年にフジテレビ系で放送された人気アニメの初実写化。主人公のベムに亀梨、ベラ役に女優の杏(25)、ベロ役に人気急上昇子役の鈴木福(7)と絶好調の3人が、悪の妖怪と戦う!「怪物くん」がヒットしたからって安易すぎるじゃないのとか、数年前のリメイク版アニメも指が5本になっていたように、今の規制の多いテレビでは指3本の表現は欠損のある障害者差別になるからダメで、他にも制約が多くてアニメ独特の無国籍なオドロオドロしさや表現が出せないだろうし、ベム役が亀梨さんじゃ華奢で若すぎるし、ベラは小池栄子さんか真矢みきさんのほうが適役だろと思っていたわけですが、ベムのアニメは再放送で何度か観ていましたし、妖怪だし特撮の要素が入っているので何か心の奥で惹かれるものがあって、昨日の第一回を観てみたのですが、アニメ版のように、ベム・ベラ・ベロが人間には優しい気持ちがあると信じたい感情と、本当に人間は信頼できるのかと疑心暗鬼する感情が揺れ動く悲しさや苦しさがちゃんとシリアスに描かれていたことや、ゴールデンタイムに着ぐるみの特撮番組を放送してくれることも含めて最初に否定的に捉えていた自分が間違っていたと反省したぐらいに楽しんでしまいました。制作スタッフの皆さんに謝りたいぐらいです。冒頭のナレーションも含めOPはアニメと同じで安心しましたが、ただ、ED曲は物語を見たあとの余韻の雰囲気ぶち壊しで残念。タイアップするにしろ、物語の設定に沿った詩や曲にするべきだよね。Perfumeの「スパイス」みたいに。ドラマでは柄本明さんがアニメ版ベムの姿で、人間を凶悪化させていたように、彼はいったい何者なのかも含めて、ドラマオリジナルな設定も込みで今後の展開に期待してしまい久々に毎週、観ようと思ったドラマでした。ぜひとも、ドラマの中で「ウーガンダー!」と「ベラの鞭は痛いよぉ〜っ!」のセリフを使って欲しいですね。あと、来年こそは制作スタッフの間で『怪物くん』の前から話に上がっていた大泉洋さんがメフィスト役の『悪魔くん』のドラマ化が実現してほしいものです。