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2011年10月18日(火) 世田谷のラジウム入り瓶の話

建築時から放置? 東京・世田谷のラジウム(産経新聞 10月15日)

放射性物質「ラジウム226」が入った瓶が見つかった東京都世田谷区弦巻(つるまき)の
民家は周囲の民家と比べ、ひときわ古い平屋。
文部科学省によると、昭和27、28年に建築された建売住宅だ。

 瓶が見つかったのは寝室の床下で、すぐ上にはベッドが置かれていた。
区は外壁のベニヤ板をはがし、床下を確認して、ようやく放射線発生源の瓶を見つけた。
「簡単には開けられないような場所にあった」(世田谷区職員)ことや、
昭和35年ごろから今年2月まで住んでいた高齢女性が
「(瓶などは)見たこともない」と説明していることから、
近隣住民の間では「建築時から放置されていたのかもしれない」といった声もあがる。
放射線は長期間発せられていた可能性がある。


入院中から騒いでいたニュースなので注目していたところ、

高い放射線量の原因が、

昔は夜光塗料に使われていたラジウム入りの瓶が放置されていたということで、

理由が分かると潮が引いたように報道が無くなってしまいました。

マスメディアもタレントの山本太郎氏のような極端な反原発派な人達も

高い放射線量の原因が福島第一原発からの放射性物質じゃなかったので、

さぞかしガッカリしたんだと思います。

なぜ、瓶が放置されていたことも疑問が残るわけですが、

この平屋に住んでいたご家族に癌や白血病などが発病した人が居なかったということです。

報道のみでは分かりませんが、

平屋に住んでいた昭和35年ごろから今年2月までの間、

家の中で年間20mSv浴びていたことになりますし、

この瓶が放置されていたいたのは寝室の真下だということで、

細胞が休む(細胞が傷つきやすい)睡眠時に放射性物質をもっとも浴びていたことになります。

ですが、別報道によると家主だった女性は90歳ですし、

10年前に亡くなった夫も90歳を超えて長生きだったようです。

また、この近隣住民の健康被害や、

近隣に生えた植物が奇形植物だったりなど、

高い放射線を浴び続けると出ると言われる事例があったのかどうか、

そちらのほうが気になります。













名塚元哉 |←ホームページ