「放射能うつす」発言報道の裏側で何があったのか 検証番組全文書き起こし(前編)(1/5ページ)(ニコニコニュース 9月14日)「放射能うつす」発言報道の裏側で何があったのか 検証番組全文書き起こし(後編)(1/7ページ)(ニコニコニュース 9月15日)当事者が初めて語った「放射能失言」の裏側!(1/6ページ)(現代ビジネス 9月14日)鉢呂氏が反原発なので東電や電力会社の広告費が欲しいメディアに潰されたという反原発派の人たちがTwitterで語っている自分の希望で結論づける陰謀論はさておいて、東京新聞論説副主幹やフリーのジャーナリストやライターなど多くの人が鉢呂氏の「死の町」と「放射能うつした」発言を擁護し辞任の必要はなかったとする検証記事が増えています。私は「死の町」発言は、マスメディアも福島を見て「ゴーストタウン」などと表現するので、問題視するほどではなく謝罪のみで許される発言だと感じていますが、ただ、政治家であり大臣なのですから、例えば「時間が止まったような」などといった感じに、もっと配慮した言葉を使うべきだったとは思います。もう一方の「放射能うつす」発言はフォローのしようもありません。ただ、擁護している方々は、この発言も裏取りがなく本当に言ったのか謎としていますが、言っていないのなら、キッパリと「言っていない」と言い切ればいいのですが、本人も辞任関係で否定せず有耶無耶にしています。経産相発言 民主党内に進退論議(NHKニュース 9月10日)鉢呂大臣は、周辺に対し「厳しい福島原発の現状と作業員の懸命な努力の様子を、記者団と共有したいという思いだった。誤解を与えたのであれば、自分の本意ではない」と釈明しています。「うつす」発言が捏造とするのであれば、鉢呂氏が「共有したかった」と周辺に述べたこの釈明発言は一体何だったのかということです。擁護派もこの釈明は無かったことのようにわざと無視していますし。取材対象に対して暴言を吐く記者や、マスメディアの言葉狩りや裏取りなしの伝聞で記事を書いて叩くなんてことは今に始まったことではなく、自民党が与党時代も裏取りなしの伝聞で記事を書いて叩かれたり、全文を読めば失言ではないことでも、一部を切り取られ言葉狩りにあう形で、メディアや野党の追及で辞任した大臣もいます。その時は、ネット上の一般ユーザーからは失言じゃないと擁護の声が上がっても、マスメディアやフリージャーナリストなどからは、全文を引用するなどして発言を擁護する声は聞こえてきませんでした。誰にでもある漢字の読み間違えであっても朝から晩まで毎日叩かれたこともあり、民主党議員の失言は検証し擁護され、自民党議員は失言の検証も擁護もなく徹底的に糾弾されたり、また、一川防衛大臣の「私は国防について素人」発言に関して、鉢呂氏の発言より一川氏の発言のほうが、国内のみならず外交に与える影響が大きく、速やかに辞任するべきは一川氏だと思っているのですが、関西ローカルの番組では、報道系から情報バラエティ系まで、なぜ問題かを解説し辞任に値するという結論を出すのを多く見ましたが、在京キー局では一川氏の発言を無視ししているように、民主党の失言は見過ごされたり擁護されるこの違いに違和感を覚えます。