記者に肩こすり「放射能をつけたぞ」 鉢呂大臣(テレ朝news 9月9日)鉢呂大臣は8日、野田総理大臣に同行して福島第一原発などの視察を終え、赤坂の議員宿舎に戻ったところ、取材に訪れていた記者団に対して肩をこすりつけ、「放射能をつけたぞ」と発言したということです。鉢呂大臣は、9日の閣議後の会見で、福島第一原発の周辺地域を「人っ子ひとりいない『死のまち』だった」と発言し、その後、撤回して陳謝していました。被災者に対する配慮を欠いた発言が相次いで明らかになったことで、鉢呂大臣の進退問題に発展する可能性が出ています。福島から避難した小学生が「放射能がうつる」と虐めに遭うことが問題になっていたり、子供に限らず、大人でも福島ナンバーの車が駐車を断られたりするなど、福島県民というだけで言われない差別を受けて、虐げられていることが4月頃に多く報道されていたり、最近でも福島のトラックが来たら放射能が拡散すると一部のバカによる抗議によって、福岡でオープン予定だった福島物産店が中止に追い込まれたということが問題になってるタイミングで、福岡の福島応援店、放射能心配と出店中止に(読売新聞 9月8日)原発所管の大臣がこのような発言をするというのは最低最悪です。再び、福島の子供に「うつるって大臣が言ってたじゃないか」と虐めが起きないか心配になります。鉢呂氏は昨年11月の北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件の際にも、死傷者が出ているにもかかわらず「この攻撃は民主党に神風だ」と発言したことがあったり、福島視察の感想で福島県民に配慮して「時が止まったような」と言えばいいものを「死の町」と言ってしまったり、基本的に思いついたら言っちゃう人なのでしょう。一川防衛大臣の私は国防に関して素人発言や、タバコ700円に値上げと勝手に言ってみたりなど、野田内閣は就任から大臣による問題発言が連発していますが、要職についたら自分の発言にはより慎重になるべきなのに、迂闊な発言が出てくるのは大臣になったことだけで、気が大きくなっていることの表れではないでしょうか。経産相“放射性物質うつった”発言(NHKニュース 9月9日)これについて鉢呂大臣は、周辺に対し「厳しい福島原発の現状と作業員の懸命な努力の様子を、記者団と共有したいという思いだった。誤解を与えたのであれば、自分の本意ではない」と釈明しています。>「厳しい福島原発の現状と作業員の懸命な努力の様子を、記者団と共有したいという思いだった。」 この釈明も意味不明ですよね。 「放射性物質がうつった」というふざけた発言が、なぜ「作業員の懸命な努力の共有」に結びつくのでしょうか。今日も、新たな釈明をして、一生懸命頑張りたい=経産相(時事通信 9月10日)鉢呂吉雄経済産業相は10日、進退問題について記者団に「一生懸命頑張っていきたい」と述べた。「放射能」発言に関しては「記憶が定かでない。記者の皆さんに厳しい状況を伝えたかった」と説明した。鉢呂氏「一歩ぐらい近づいた記憶しか…」 釈明詳報(産経新聞 9月10日)続ける宣言をしていたのが、一転して辞表提出。鉢呂経産相が辞任=不適切発言で引責(時事通信 9月10日)もしかして、急な辞表の提出は、記者団の中にICレコーダーで録音している人が居たのを掴んで、逃げきれないと悟ったからかもしれません。それにしても、首相の所信表明演説の前に大臣の辞任は前代未聞なんじゃないでしょうか。