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2011年03月25日(金) 震災を利用した詐欺師に要注意!

『痛いテレビ』笑ってはいけないニュース
『アルファルファモザイク』【速報】NHKが不謹慎

昨日の『NHKニュースウォッチ9』は見てました。

院長は災害医療について大切な話をしているのですが、

TV画面を見ていると、その斬新な髪形に、

どうしても、そっちに目が釘付けになってしまうし、

Twitterなどで盛り上がってるんだろうなぁと考えてしまい、話が耳に入って来ません。

だから、途中から画面を見ずに話だけを聴いてました。


さてさて、今日の本題に入ります。

募金詐欺の疑いで逮捕 計1万2000円警視庁、注意呼びかけ(読売新聞 3月20日)

立川署は19日、昭島市宮沢町2、無職中村雄一容疑者(29)を詐欺の疑いで逮捕した。

 発表によると、中村容疑者は18日午後6時頃から1時間、JR立川駅南口の路上で、
「東北関東巨大地震救援募金」と記載された箱を前かごに載せた自転車を押しながら、
通行人に募金を呼びかけ、計約1万2000円をだまし取った疑い。

 不審に思った男性会社員が後をつけ、中村容疑者が箱から現金を取り出して
自動販売機の飲料を買おうとするのを目撃。近くの交番に連れて行き、
“募金詐欺”が発覚した。中村容疑者は、「自分のために使おうと思った」と容疑を認めている。

 募金活動を巡っては、実在の団体をかたり義援金をだまし取ろうとしたり、
現金を振り込ませようとする電話をかけてきたりする動きが出ており、警視庁は注意を呼びかけている。

 インターネットでの募金も広がる中、日本赤十字社をかたって義援金を
振り込ませようとするフィッシング詐欺のサイトもあった。

 被害に遭わないために、街頭募金の場合は募金先や団体名、連絡先などを確かめるのが有効だ。
日本赤十字社、中央共同募金会、日本ユニセフ協会などは専用の特設口座を設けている。


ターミナル駅に「大震災募金」の詐欺集団が続々出現している(夕刊フジ 3月24日)

大地震による計画停電の影響で運行数を減らした首都圏在来線。
ターミナル駅となる新宿、池袋、渋谷のラッシュ時の構内は、人で溢れかえる。
そして、その雑踏を縫うように募金スタッフたちは優しく声を掛けていた。

「東日本大震災の募金です。ご協力を御願いします」

常ならば素通りする通行人も不測の事態とあって財布から小銭を取り出す。
なかには千円札や五千円札を投じる人もいるようだ。相互扶助を尊ぶ日本人ならではの光景−−。

が、その寄付が被災者支援に直結するとは限らないことをご存じだろうか。

悪徳商法問題に詳しい紀藤正樹弁護士が解説する。

「こういった大災害の後には、活動実績のない団体の募金運動が必ず出現する。
けど彼らの言葉を鵜呑みにするのは危険です。なかには詐欺団体が紛れ込んでいて、
募金詐欺の被害が多数報告されている。被災者支援どころか、
詐欺集団や新興宗教の資金源になっていることもあるのです」

特に注意すべきは冒頭に示したように移動しながら、積極的に通行人に声をかけてくる団体だという。
スタッフにノルマが課せられていることが多く、
悪質なものではアルバイトを雇い大々的に募金詐欺を行なっているケースすらある。

当然、集まった寄付金が被災者に届くことはない。 紀藤氏はこう注意する。

「募金をする際には団体名が有名で連絡先が明確、
そして使い道がはっきりと明示されているかをしっかりと見て、最終的な判断をしてください」

街頭募金は自治体に申請するだけで誰でも行なえる。
被害者がいつ、どこで、いくら寄付したのかということが特定されづらい。
少人数でやっているうちは、内部告発がない限り逮捕に至らないのが現実だという。

紀藤弁護士がさらに続ける。

「募金詐欺じゃなくても募金した金額が全て被災者に渡る活動はなかなかない。
有名な募金団体でも収支をみると集まった募金10数億のうち実際の支援先には6割ほどしか届いていなかった。
募金事業には人件費などの経費が膨大にかかるので、
どうしても組織運営費に回されてしまいます」

最近では、インターネットによる募金詐欺など巧妙な手口も増えている。“善意”が踏みにじられないように心したい。

※週刊ポスト2011年4月1日号



>特に注意すべきは冒頭に示したように移動しながら、積極的に通行人に声をかけてくる団体だという。


阪急三宮駅の東口で見る募金団体は信号待ちで近寄ってきます。

小汚い格好と弱々しい笑顔で、いつも同じ面子で、

明らかに怪しいだろうというオーラを発しています。

先月は、ニュージーランド地震支援で金を集めていましたが、

今は、東北関東地方大震災名目で金を集めています。

この団体、いつも、どこかの災害を利用したり、

大きな災害が起きていない時は、難病の子供を救おうとか

さまざまな名目で金を集めています。

一度、人と待ち合わせの振りをして、そいつらの行動を見ていたら、

怪しいオーラを発していても、

世間知らずというか警戒心がないのか、

数十人に一人ぐらいは募金してしまう人がいて、

しかも、募金した人にアンケートを書かせ住所と名前まで書かせていました。

集めた個人情報を何に使っているのか非常に興味があるのですが、

100円でも詐欺に協力するのは癪に障るし、

見た目からして気持ち悪い集団なので探る勇気が出ません。


>悪質なものではアルバイトを雇い大々的に募金詐欺を行なっているケースすらある。

7年前にバイト雑誌で自給1000円で集められたバイトに募金を集めさせ、

募金活動を主催している中年男性の投資などの事業失敗による

多額の借金返済に使われていたという事件がありました。

2004年12月24日(金) 街頭募金に気をつけろ!


>「募金をする際には団体名が有名で連絡先が明確、
>そして使い道がはっきりと明示されているかをしっかりと見て、最終的な判断をしてください」


東北で大震災が発生してから、街頭での募金活動が増えています。

中には本当に被災地のために行動している団体もあるので、

人を疑うのは善くないことかもしれませんが、

善意を利用した詐欺師は必ず出てきますから、

詐欺にだけは協力しないように1人ひとりの心がけが重要ですね。

とくに、募金なんて自分の気持ちでする行為だから、

募金をしてくれと向こうから近づいてくるのだけは避けましょう。

街頭募金は怪しくてどれも勘弁と思う方は、

自分で振り込む日本赤十字が一番無難ですが、

直接、被災地の各自治体に寄付することもお勧めです。領収書もくれるし。

宮城県寄付金・義援金http://www.pref.miyagi.jp/kihu.htm

こんな感じに他県もあるから各自で調べてみてください。

参考リンク:
警視庁HP 震災を口実とした「だまし・不審事案」事例!!








名塚元哉 |←ホームページ